※当ブログにはプロモーションを含みますが、記事内容は公平さを心がけています。
大学でフランス学科だったのですが、部活に励み授業はそっちのけで、フランス語の基礎も知識も成績も散々でした。
大学を卒業後、フランス語とは縁遠い仕事に就き、フランス語に接することはありせんでした。
また、プライベートでもフランス語を学びたいと思うことはなく、この先フランス語を勉強することは二度とないだろうと思っていました。
ところが、きっかけがありアラフォーになってフランス語を再勉強し始めました。
フランス語を再勉強する中で、学生の頃には感じなかった喜びを感じています。
※当ブログにはプロモーションを含みますが、記事内容は公平さを心がけています。
37歳、はなと申します。
フランス語を初めて勉強したのは大学に入学してから、18歳の時でした。
それから4年間、フランス学科に所属し、フランス語について授業を受けました。
先ほども書きました通り、授業は受けているものの、その実力のほどは悲惨なものでした。
特に基礎力の養われる1,2年生の頃にまともに授業を受けていなかったため、応用力のいる3年生以降、苦労しました。
フランス語を再勉強し始めたのは、御年36歳の時です。
大学卒業後、フランス語に全く触れることなく過ごしていましたが、テレビ番組を見ていて、フランス人の方がフランス語を話しているのを聞き、突然フランス語を再勉強してみようかなと思い立ちました。
それから今に至るまで、毎日のようにフランス語に触れるようになりました。
フランス語を再勉強しようと思うようになった背景
テレビでフランス人が話すのを見て、フランス語を再勉強してみようと思った訳ですが、そう思うに至った背景があると思っています。
まず一つ目に、学生時代にまともに勉強してこなかった消化不良の気持ちがどこかにあったからだと考えています。
歳を重ね、学生時代のことを振り返ると、もっとちゃんと勉強しておけばよかったなと思ったり、フランス学科を卒業していながらフランス語がほとんど身についていない自分を恥ずかしく思う気持ちが心の片隅にありました。
二つ目は、元々語学を勉強することが好きだということです。
子どもの頃から英語が好きで、英語を学ぶことを楽しんでいました。
大人になると、やるべき仕事があったり忙しかったりして自分が本来好きなことを忘れがちになることがあると思います。
私自身がそうで、語学を好きな気持ちを忘れ、触れることなく過ごしてきました。
それでも、本来好きなことというものは変わらないことがあるようで、ふと立ち止まった時、やはり好きだなと気持ちが湧き上がり、再び勉強したくなったのだと思います。
フランス語の再勉強は純粋に楽しい!
学生時代の勉強は、毎日決まった授業を受け、どうしてもやらされている感覚が出やすいように思います。
対して、大人になってからの趣味での語学勉強というものは、自由に、マイペースで、好きなように勉強することが出来ます。
そうすると、純粋に語学を学ぶことの楽しみを感じることが出来ると、体験から思います。
私の場合、ほぼ毎日フランス語を学ぶ時間を取っているのですが、その時間が楽しみで、心落ち着く時間となっています。
新たな表現に出合っていき、1つひとつ身についていく過程にも喜びを感じます。
昨日までは知らなかった文法や単語を1つ覚えることが出来た時、今まで難しいと思っていた文をさらりと読むことが出来た時、ゆっくりとでも着実に進んでいるのだと感じられます。
歳を重ねても、少しずつでも新たなことを身につけていけると、嬉しいものだと実感しています。
フランス語の再勉強を通じてフランスのエスプリを取り込め視野が広がった
フランス語を学んでいると、フランスについても身近に感じ、目線がフランスに関するものに反応するようになり、知識を深めていくことができます。
フランスには食文化、ファッション、景観など、魅力がたくさんあります。
フランスのそうしたものに自然に目線が行くようになり、触れるうちに、フランスのエスプリを感じられ、視野がフランス語を学習する前よりも広がったように思います。
先日、図書館で借りた雑誌にフランス人のエレガンスについての記事がありました。
記事を拝読し、フランス人女性の幾つかのエレガンスを自分の中に取り入れ、身に着けていきたいと感じました。
フランス語を学んでいなかったとしても素敵だなと感じると思いますが、フランス語を学んでいることで、そうした記事も一層身近に感じ、自分の中に取り込みやすいような気がしています。
フランス語を再勉強したことで英語のリスニング力も向上した
フランス語と英語では、似ている単語もあれどだいぶ語学としては異なります。
しかし、フランス語を毎日のように聞くようになり、テレビのニュースなどで流れる英語に関しても以前より聞き取りやすくなりました。
おそらくですが、外国語の聞き取りは日本語以外の他言語を注意深く聞き取るという訓練をしているようなものなので、英語についても聞き取りやすくなったのではないかと考えています。
フランス語に関しても、毎日のように聞いていると耳が慣れてくるようで、だんだんと聞き取りやすくなっていきました。
初め語学学習テキスト付属のCDを聞いた時は、これほど速いスピードではとても無理だと感じたのですが、時を過ごして行くにつれ、以前よりは速いと感じなくなっていきました。
何事も慣れという面はあると思いますが、聞き取りに関しても慣れがあるのではと個人的には感じました。
まとめ
まさかアラフォーになりフランス語を再勉強したいと思うとは思ってもいませんでしたが、勉強し始めると楽しく、毎日に張り合いが出るようになりました。
今では欠かせない習慣となり、フランス語に触れる時間を大切にしています。
フランスを再勉強して良かったと思うことに、以下の3点が挙げられます。
- 純粋にフランス語の勉強が楽しい
- フランスのエスプリを取り込め、視野が広がる
- 英語のリスニング力もアップした。
特に、英語の聞き取りが上達するとは考えてもいなかったので、「おまけ」をもらったような嬉しい気持ちでいます。
語学の学習は、何歳からでも、やりたいと思えば始められます。
身に着くスピードは若い時よりは落ちるかもしれませんが、ゆっくりでも少しずつでも身に付いていくものだと実感しています。