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みなさんは、フランスに1年間留学すればフランス語は自動的に話せるようになると思いますか?
少し考えてみてください。
答えは、ノーです。
言語学の研究では、単に1年間フランス語を喋る環境にいるだけで、フランス語は喋れるようにはならないという研究結果がでています。
子供の時であれば1年間の留学していればかなりフランス語は上達しますが、大人になってからの留学では、その個人の努力によって留学が実りあるものになるのかどうかが決まって来ます。
個人の努力を持って初めて、留学は実りあるものになります。では、有意義な語学留学にするためにすべきことをまとめます。
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フランス語の文法の基礎をしっかりと理解していること
まず語学留学を通してフランス語を話せるようになるために1番大切なことは、フランス語の文法の基礎をしっかりと身につけていることです。
すなわち、みなさんは語学留学に行く前に、フランス語のルールを学んでいく必要があります。
フランス語は、文法(どのように単語が並んでどんな意味を作るかを決める法則)に乗っ取っています。
フランス語を正しく理解するためには、文法の把握が欠かせません。
ここで、みなさんはこう反論するかもしれません。
「日本語は話せるけど、日本語の文法なんて知らないぞ。」、と。
確かに、ネイティブ話者は文法を意識しないでその言語を話します。
これは、ネイティブはその言語を生得的に、すなわち生まれながらにして学んできたからです。
ネイティブが自分の母語を話す時と、第二言語を話す時では、脳の使う部分が異なります。
みなさんがフランス語を話す時は、母語とは違う脳の場所を使っているのです。
そしてそこでフランス語を組み立てるのには、文法が必要になるのです。
悲しきかな、母語を話すことと第二言語を話すことは脳科学的にも全く別の作業なのです。
外国人がフランス語を話せるようになるために文法は避けて通れない
そのため、みなさんがフランス語を話す上で必要になるのが、フランス語の文法です。
最近ではフランス語の文法は不要!
というようなことを謳うサービスも増えていますが、騙されないでください。
何事も基礎が大事だというのは、みなさんもお分かりではないでしょうか。
例えば球技をする際、ラケットの握り方がしっかりしていないと後々苦しむことになる、というのは容易に想像できるのではないでしょうか。
フランス語を運用する上で大切となる基礎の部分のフランス語の文法をしっかりと身につけた上で、その運用力を鍛えていくということが必要になります。
まとめ
フランスに語学留学することを考えた場合、文法は留学に行く前にしっかりと学びおえておくことが重要です。
文法の具体的な学び方としては、文法の参考書は日本でも多く出ています。
例えばみなさんが大学の授業で使っていたものでも良いでしょう。
文法を身につけるといっても、そんなに躍起になって文法の専門家になる必要はありません。
最低限で構いませんので、この文法を使えばこういう意味の英文を作成できる、ということを学んでからフランス語の留学にいくとよいでしょう。