フランス語の単語力を楽しみながらアップさせる方法!

仏検準1級を受験したいと考える人の中には、どのようにしたら点数を増やすことができるのかわからないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

仏検対策の参考書を購入しても勉強の仕方がわからず、単語帳を眺めていても、なかなか単語が覚えられない、という人は実は少なくありません。

仏検2級までは授業やレッスンを受けて勉強しているのでなんとか合格出来たものの、仏検準1級からは覚えるべき単語の量は飛躍的に多くなって、単語力不足でなかなか合格できずに困っている人は多いと思います。

今回はそんな方に向けて、苦しい単語の暗記をしなくても単語力をアップさせることができる方法について紹介します。

仏検準1級からは語彙力が命!単語は映画を観て覚えよう!

仏検準1級に合格するために必要なのはまず大事なのは、語彙力です。

文法ももちろん大事ですが、仏検準1級の合否を分けるのは、最後はいかに多くの単語を知っているかどうかになります。

そこで単語力を鍛えることが大事なのですが、参考書ばかりでは飽きてしまいますよね。

そこでおすすめの勉強方法が映画を使うことです。

日本人がフランス語を勉強するときに映画やドラマを使うとなると、音声をフランス語にして字幕を日本語にする、といったやり方が採用されています。

しかしこれでは何の意味もありません。

ついつい日本語字幕を見てしまいフランス語のリスニング力は多少鍛えらることができても、単語力は向上しません。

単語力を増やすためにポイントとなるのは、音声を日本語にして、字幕をフランス語にすることです。

これだけでかなりフランス語の単語力が身につきます。

というのは、人間は聴覚ではなく視覚でほとんどの情報を得ているためです。

つまり、いくら音声をフランス語にしても、画像を見ることによってストーリーが理解できてしまいますし、字幕を日本語で見てしまったらフランス語を聞く必要がありません。

そのため、フランス語で映画を見てもフランス語の音声はほとんど耳に入らず、日本語の字幕に意識が集中してしまいます。

その一方で字幕をフランス語にすると、フランス語の文章を読むことができ、セリフがどのようなものなのかということは日本語の音声で理解できます。

しかも字幕ではネイティブ向けの言い回しが使われていますので、日常的な使い回しを学ぶことができます。

意味は日本語のセリフを聞いてわかりますので、字幕に表示されるフランス語に知らない単語や表現があっても大丈夫です。

ラブストーリーであれば日常の人間関係における単語を覚えることができますし、医療系の映画であれば医療関係の単語を覚えることができます。

自分の覚えたい分野のドラマや映画を見ることで、その分野の単語の強化が図れます。

映画やドラマを使って勉強する事になったきっかけ

私がこの勉強法を試すきっかけになったのは、高校生の時です。

今ではブルーレイですが、当時はDVDが流行り始めてました。

そしてDVDでは音声や字幕を選択できることを親から聞き、上述の日本語音声・フランス語字幕を試してみたのです。

それまでは、フランス語のセリフを一生懸命聞いて、わからない単語があってもスペルが分からなかったりして苦労していたのですが、字幕だと一発でわかります。

DVDのこの機能を知ったときには、正直びっくりしたし、とても感動しました。

私は映画が大好きなので、趣味を兼ねて夢中になって映画やドラマを見ていました。

最初は分からない単語でも、ドラマや映画の中では、同じ単語が何度も登場したりします。

見ているうちに「ああ、あの単語はこの意味なんだな」と日本語音声のセリフから推測できるようになり、知らず知らずの内に単語を覚えることができました。

たしかにフランス語と日本語では、台詞によっては若干ニュアンスが違うことがありますので、日本語音声のセリフと、フランス語字幕に違いがあることもあります。

でもその違いを知ることができるのも、この勉強法の楽しみの1つです。

ドラマや映画を見ることが好きな人には、楽しみながら勉強できるとても良い方法です。

日本語音声フランス語字幕のドラマ・映画勉強法の成果

この勉強法を試し始めたのは、私が仏検の準1級に合格できずに悩んで時期でした。

いくら参考書を購入して勉強してもなかなか単語が覚えられず、このままでは合格できないと思っていたのです。

そんな時にこの方法で勉強始めるようになり、今まで知らなかった分野の単語も、楽しみながら簡単に覚えられるようになりました。

単語を増やすために、意識して出来る限り難しい内容の映画やドラマを取り入れるようにして勉強したところ、仏検準1級に合格することが出来ました。

仏検準1級対策で始めたこの勉強法は、見るドラマや映画を子供向けのものにすれば、仏検3級や仏検2級の対策にも使えると思います。

仏検だけではなく、DELFやDALFなどの他の資格試験でも効果が期待できます。

単語は参考書や単語帳で覚えるものだという固定観念を持っている方や、試験勉強で忙しいのに映画なんか観ていちゃダメだ、と考えている方は、「息抜き」を兼ねて試してみるのが良いと思います。

日本語音声フランス語字幕のドラマ・映画勉強法のメリット

この方法のメリットは、なんといっても好きな映画やドラマを使うことで、楽しみながらフランス語を勉強できるということです。

参考書や単語帳ではどうしても飽きてしまう、毎日見つめる自信がない、眺めても勉強にならない、と思っている人には特にオススメの方法です。

しかもセリフで覚えると、単語だけではなく自然とフレーズも覚えることができます。

好きな分野の映画やドラマであれば、「勉強時間」というよりも「息抜き時間」の感覚ですので、気分転換しながらも単語を学ぶことができると考えると、気分転換をすることに対する罪悪感が薄れるのも密かなメリットです。

日本語音声フランス語字幕のドラマ・映画勉強法のデメリット

このやり方でフランス語をしっかり勉強しようとすると1本の映画やドラマを見るのに、とにかく時間がかかることです。

知らない単語や表現が出る度に一時停止をして意味を調べたり、書き出したりしていると、映画やドラマを見るのに倍の時間がかかります。

また、テレビを占領することになりますので家族からは歓迎されないかもしれませんし、リモコンの一時停止のボタンをとにかく頻繁に使うため、リモコンが壊れることもあります。

現に私が使っていたリモコンは一時停止ボタンが使えなくなってしまいました。

もっとも、この問題はパソコンを使えば簡単に解決できます。

パソコンでDVDを見れば、クリック1つでカンタンに一時停止できますし、マウスは頻繁にクリックすることを想定されて作られているので、リモコンよりも耐久性が良いです。

しかも、今はパソコンからインターネットでドラマや映画をダウンロードしたりストリーミングしたりして観れるので、パソコンを使うほうが便利でしょう。

DVDやブルーレイなどのメディアを買ったり借りたりする手間がいらないので、時間も節約できてお得です。

より効果的に勉強する方法

日本語音声フランス語字幕のドラマ・映画勉強法は、ただフランス語の字幕をぼーっと眺めていててはだめです。

ついついストーリーに集中して日本語ばかり聞いてしまっても、フランス語の単語や表現は覚えられません。

この勉強法の効果を最大限発揮するためには、出来る限りわからない単語や表現が出てきたら、その場で調べるようにすることです。

後から調べようと思っても、だいたい映画を見終わった頃には覚えていません。

自分で分からない表現や単語を調べて書き出していくことで、自分オリジナルの単語帳ができ上がります。

その自分専用単語帳をしっかり見直すと、よりよい効果を得ることができます。

日本語音声フランス語字幕のドラマ・映画勉強法が向いている人

この勉強法は、仏検1級や準1級、DELF・DALFで高い点数を取りたいと思っている人と、フランス語での大学受験を控えている人にオススメです。

一般的な単語帳では網羅されていないような単語も拾うことが出来ますし、勉強と気晴らしを同時にすることができるためです。

特に大学受験を控えている高校生は、気晴らしの時間も勉強に還元できる方が効率的ですからね。

ただし先ほども述べた通り、わからない単語が出る度に一時停止するやり方は、とにかく時間がかかります。

そのため、この勉強法を単語勉強のメインの方法にしてしまうと、受験生の場合は他の科目の勉強時間がなくなってしまうということもあるかもしれません。

そのため、勉強に疲れた時など、「気晴らしを兼ねて」という扱いにとどめておくほうが良いでしょう。

映画やドラマを見ながらの「勉強」は、勉強に飽きたり疲れたりする時にうってつけの「気分転換」です。

フランス語の単語力アップを目指す方へのアドバイス

フランス語単語の語彙力をアップするための勉強は、自分に合ったやり方を見つけなければなかなか効果が見込めません。

単語帳や参考書を眺めて、暗記カードを繰り返せば覚えられるという人にとっては、それが一番効率的で早いと思います。

しかしそれでは「眠くなって覚えられない」とか「飽きる」という人には、単語帳や暗記カードを使った勉強法はとても苦痛なものでしょう。

そうするとフランス語の勉強自体を嫌いになってしまいかねません。

そうするとますます悪循環です。

映画やドラマ好きの方には、この勉強法はとってもおすすめなのでぜひ試してみてくださいね!

フランス語は、単語を覚えたら覚えた分だけ、必ず成果が出ます。

単語の暗記には苦手意識を持つ人が多いかと思いますが、是非いろいろ工夫して、諦めずに頑張ると、きっといいことがありますよ!

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