仕事がきっかけでフランス語の勉強を始めてみた

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仕事がきっかけでフランス語の勉強を始めてみた

近年グローバル化が進み、自分がおいていかれてると劣等感を持つことはありませんか?
どこにいっても外国人が多く見受けられるようになりました。
また留学生も日本で勉強し、働く姿も良く見ます。
日本から出たことがなく、自分が外国に行ったら生活できるのか……真剣に考えた時もありました。でも日本を飛び出す勇気もなければ、お金もなかったので、せめて外国人や一人でも多くの人と出会い、一期一会を大事にしようと思い、ホテルマンになった私のお話です。街を歩くと外国人ばっかり、そんな光景を目の当たりにした時、海外旅行羨ましいとも思ったし、外国人と関わりたいけど、何がしたいかもわからない10代でした。そして、そんな自分を変えたくホテルマンになろうと決意しました。正直英語もあまり出来ません。単語を覚えるのが苦手です。
それでも実際働いてみると、正しい英語でなくても、紙に書いたり、ジェスチャーで伝わりました。もちろんお客様が優しく理解しようという気持ちも大きかったです。最初こそ英語はダメダメでしたが、案内がスムーズにできるようになるころに、フランス語しか離せないお客様を応対しました。もちろんほかにも母国語しか話せない方はたくさんいらっしゃいます。たまたま私が応対したのがフランス語しか話せない方でした。
その時はフランス語ができるスタッフに変わってもらいました。しかしそのスタッフは部下にあたるスタッフでしたので、正直とても情けなかったです。またなんで対応できないのかと、プライドも高くあり、そのことをきっかけにフランス語を勉強することにしました。
語学スクールに通うか、独学にするか迷いましたが、金銭的問題、また勤務がシフトで夜勤もあり休みも不安定なので独学にしました。
フランス語を勉強する目標としては、チェックイン時にスムーズに案内ができることとし、検定試験はとくに受けていません。フランスへ旅行も思いましたが、それよりもホテルマンとしてのスキルを身につけたいと強く思っていました。
また検定試験よりも目の前のお客様が理解してくれているか、ホテルを安心して使って欲しいという気持ちが大きかったです。
とにかく遠くの土地から知らない日本に来てくれたお客様に感謝の気持ちを伝えたかったのです。
実際の勉強方法として最初に初級のフランス語の本を買い、ドリルのように毎日やりました。
毎日やり続けたのが頑張ったと言えます。継続がとても大事です。
発音については付属のCDをきいたりしました。ただ……夜勤明けに聞くと眠くなるのが難しいところです。
なので行くときだけきいたり、ドリルをしてるときに聞いたりして、疲れてたり眠い時にはしっかり休養をとるようにしました。
メリハリも大事ですね!!
勉強時間としては、毎日30分〜1時間、ページ数で決めたり、休みは2時間とか調整をしました。
一人で勉強はそうとう大変です。
なので、SNSのコミュニティに参加したりして、一緒に勉強する仲間をつくりました。わからなければ聞けますし。
勉強して、1年位勉強しました。年末年始には日本で年越す外国人が増え、またフランス人のお客様にあたりました。ホテルマンなって5年目です。
英語もできる方でしたが、私がフランス語で挨拶をしたら、私のレジの方に来てくれました。
館内や周辺の案内は全部は出来ませんでしたが、いらっしゃいませと、ごゆっくりお過ごし下さいなどの挨拶は、しっかりとお客様の目を見て言えることができました。
お客様もフランス語で返事をして下さった時は、ほんとに嬉しくてずっとテンションが上がりっぱなしでした。
勉強を途中で諦めなくて良かったなと思います。
しかし語学スクールに通っていたら、もっと効率良く上達したと思います。
でもそこは自分の性格、生活、金銭的を鑑みた上で選んだので後悔はありません。フランス語選んで良かったとも思います。自分が努力したことが結果としてきちんとだせたと思います。
今は検定試験を受験するためにまた勉強しています。
お客様が返事を返してくれたことはホテルマンとしても非常に自信に繋がりました。いつでも安心して過ごせるようにホテルマンとして、日本人としておもてなしができたかなと思います。
なにかを勉強するには、継続すること、仲間をつくること、メリハリをつけること、楽しく学ぶことが大事だと気づきました。
楽しそうな気持ちは相手にも伝わります。積極的に自分から話しかけていく、これはフランス語だけでなく、日本人同士でも必要だと思います。
できないから恥ずかしいので話さないではなくて、最初は身ぶり手振り、筆記、使えるものを使ってコミュニケーションを取るといいと思います。
それだけでも自分が伝えたいことが伝わったときには達成感を感じることができます。達成感を積み重ねていくのも大変だし、それこそ努力と根性が必要です。でもそれができれば、外国人だって怖くないはずです。
自分が勇気を絞って一歩踏み出せば、
相手は答えてくれるんだと学びました。

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