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雨が降っているときのフランス語の表現を紹介します。
「雨が降っている」をフランス語に訳すと、下記になります。
Il pleut.
ひら語:いる ぷるぅ。
丁寧に「雨が降っています」というときも同じで大丈夫です。
Il pleut は、英語で直訳すると、It rains.になります。
雨には色々種類があるけどフランス語ではなんて言うの?
「雨が降っている」、と一言で言っても、色々と表現の仕方がありますよね。
「雨」を種類について紹介します。
「雨」に関するフランス語単語
雨:flotte
小雨:pluie légère, pluie fine
霧雨: bruine
通り雨: ondée
大雨:forte pluie, grosse pluie
土砂降りの雨: pluie battante
雷雨: orage
集中豪雨:pluie torrentielle sous orage
ちなみに、梅雨のことはフランス語では「saison des pluies」と言います。
直訳すると「雨の季節=雨季」ということになりますが、実は、厳密には雨季と梅雨は異なります。
雨季とは、一年の内で約一か月ぐらいの間、降水量が多い季節のことを指し示す言葉で、「乾季」の反対語になります。
日本の梅雨は、降水量が多い期間が1ヶ月位続くので、雨季と言えそうですが、日本には「乾季」がないため、日本の梅雨のことは雨季とは言わないそうです。
でも、フランス語では、梅雨も雨季も同じく「saison des pluies」と訳されます。
要は、「梅雨」という言葉にぴったし当たるフランス語はない、ということですね。
「雨」にまつわるフランス語フレーズ
実は、フランス語の日常会話では、ひどい雨が降っている時に上述した「大雨」や「土砂降りの雨」に当たる下記の単語を使うことは少ないです。
大雨:forte pluie, grosse pluie
土砂降りの雨: pluie battante
大雨や土砂降りのような「ひどい天気」の時には、次のようなフレーズがよく使われます。
ひどい天気だ!:C’est le temps de chien!
chienは「犬」という意味で、直訳すると「犬の時だ!」という表現になります。
ひどい天気だ!:C’est le temps de cochon!
cochonは「豚」という意味で、直訳すると「豚の時だ!」という表現になります。
どしゃ降りだ!:Il pleut à verse. / Il pleut des cordes
C’est le temps de chien! と、C’est le temps de cochon! は日常会話で登場するので、雨が降っていて「犬」とか「豚」という言葉を耳にしたら、実際に犬がいるとか、豚がいるとかの話ではありません。
「ひどい天気だ!」という表現のフレーズであることをぜひ思い出してくださいね!