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日本には、挨拶をする時にハグをしたりキスをしたりする文化はありません。
しかし、海外では挨拶がわりにハグやキスをするケースは珍しくありません。
もちろん国によってもやり方は異なりますが、特にヨーロッパに行くと当たり前のように、挨拶をするときにキスをする、ということが盛んです。
「郷に入れば郷に従え」という諺の通り、ヨーロッパに留学する場合には現地式の挨拶を身につけるべきですが、キスをするときに気をつけなければいけない事が色々とあります。
ここはキスをするのが当たり前の文化の国に留学する際において、気をつけなければいけない事について紹介します。
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本当にキスをするとは限らない?キスの仕方をチェックしよう
いくら海外では挨拶でキスをする文化があるといっても、日本人がイメージするような、恋人同士がするようなキスをしているとは限らないです。
一般的には、友人や知人との挨拶でのキスは、相手の唇にキスをするわけではありません。
キスをしているように見えたとしても、実際には相手の頰に自分の頰を合わせてキスをしているように見せかけているだけというケースが一般的です。
早く挨拶のキスの仕方をマスターして、周りの人たちと同じようにキスができるようになりたいですね。
相手によって挨拶のキスの仕方が変わることも!
上述の通り、頬を重ね合わせてキスするのが一般的な挨拶の仕方ですが、挨拶する相手によっ変わることもあります。
例えば、祖父母や両親が孫や子供に挨拶でキスするときには、孫や子供の頰に唇を付けてキスをする事もあります。
日本ではなかなか考えられないことですが、恋人同士や夫婦であれば、人前でも唇を重ねて合わせてキスすることもあります。
ただし繰り返しになりますが、頰を合わせているだけで、相手には唇を触れずにキスをするのが一般的です。
留学生としてヨーロッパに行く場合は、頬と頬をくっつけてするキスをしておくのが、まず間違いないでしょう。
挨拶のキスの仕方でその方々の人間関係が分かるので、人間観察をするには、こっそりと他の人たちがどのようにキスをしているかチェックすると良いでしょう。
唇に事情があるときは相手の頰に触れない配慮を!
頬と頬をくっつけてキスするのが一般的とはいえ、頬のくっつけ方によっては、自分の唇や相手の唇がかすかに頬に当たることもあります。
そのため、自分の唇の状態によっては、相手の頰に触れないようにする配慮が必要です。
例えば、唇が乾燥していたり、リップやグロス、口紅をつけたばかりのときには、相手の頬にキスをするときに唇が触れないように気をつけると良いでしょう。
唇が乾燥していたり、リップやグロス、口紅が相手の頰についてしまうと、相手に不快感を与えてしまう可能性もあります。
そのような時は相手の頬にキスをしないように、あくまでも頰と頰が触れるような挨拶を心がけましょう。
刺激があるものを食べた後は口臭に注意!
相手とあいさつ代わりのキスをすると言う事は、顔が近づくということです。
顔が近づくという事は、何か刺激があるものを食べた後にキスをした場合、口臭がするかもしれないということを意識しなければいけません。
デートであれば事前に刺激物を食べない工夫もできますが、日々の挨拶代わりのキスとなれば話は別です。
例えば、昼食後にクラスメートと会う場合、もしかしたらガーリックがたくさん含まれた食事をした直後、などということもあるかもしれません。
国によっては18歳位からお酒が飲めることもありますし、フランスなどではお昼からグラスワインを楽しむ文化があります。
当然ですが、大量のお酒を飲んだ後の場合はそれなりにお酒の匂いがするものです。
そのような刺激物を口にした後に挨拶をする場合は、相手の顔に息がかからないように、息を止めてキスをする、などといった配慮ができると良いでしょう。
挨拶で人と顔を近づけることが多い留学中は、ブレスケアや口臭を防ぐガムを常にポッケに入れておくと良いでしょう。
口臭がある人は、日本にいるうちから治療しておくとのがおすすめです。
歯科医師が共同開発している口臭サプリとかの活用もアリですね
キスをしたくない場合はどうする?キスしなかったら失礼になる?
いくらキスの文化が当たり前だと言われても、日本人としては抵抗があり、どうしてもキスはしたくない、されたくない、と言うこともあるかもしれませんね。
親密な友好関係がある相手とは、ハグをしながらキスをすることも多いですから、例えば夏場に、お互いに汗をかいてハグをするには抵抗がある、という人もいるのではないでしょうか。
また、どうしてもこの人にはキスをしたくない、この人にはキスをされたくない、ということもあるかもしれません。
そのような場合は、最初に握手をするための手を差し出すことで、キスを防ぐことができます。
これは決して失礼な態度にはなりません。
様々な事情があって、キスをしたくない人はヨーロッパでも珍しくないのです。
逆に、もしも自分が誰かに挨拶をするときにその人から手を差し出されたら、その手を握って握手をしましょう。
いくらキスが当たり前の文化であっても、絶対にキスをしなければいけないわけではないのです。
キスの回数は相手に合わせよう
キスの文化は国によって大きく異なります。3回キスをすることが一般的な場合もありますし、2回キスをするのがスタンダードな国もあります。
しかし、回数については過度に気にしなくても大丈夫です。
例えば自分は3回キスをするつもりでいたのに相手は1回しかキスをせず、何となく気まずい雰囲気になってしまった、などと言う事は欧米人同士でもよくある、挨拶のキスあるある話です。
ですから、不安に思う必要はありません。
なお、男性同士の場合はそこまでキスを徹底しないこともありますし、その相手がキスやハグを当たり前としない外国人であれば、相手が配慮してキスをしないこともあります。
まとめ
日本にはキスをする文化がありませんから、海外に行くとハグやキスに戸惑ってしまう人もいるかもしれません。
「海外では普通のこと」と言われてもなかなか馴染めない人もいるかもしれませんが、少しずつ慣れていけると良いですね。
そして、キスをするときには相手のことを考えるようにしましょう。
相手に不快感を与えないように注意することが大切です。
また、もしもキスすることに抵抗がある場合は、さりげなく握手を求め、他の方法で挨拶をするようにしましょう。
たとえ「この人とキスはしたくない」と思ったとしても、挨拶をきちんとすることは大切です。
「もしかして自分が嫌われているのかもしれない」などと相手に思われないように、大人な対応ができるようにしたいものです。
ちなみに、「キス」をテーマにしたフランス映画のヒット作に『キッスをよろしく』があります。
出張先で出会ったガブリエルとエミリは、お互いにパートナーいますが、理性とは裏腹に互いに惹かれ合っていまいます。
どうしようもできない思いにモヤモヤしつつ、「せめてもの思い出」に、と別れ際に「キス」をしたいとガブリエルは申し出ます。
そのままキスして更に……と展開するかと思いきや、エミリーは「そのキスが、人生を変えてしまうキスになるかもしれない」と言い拒みます。
更に詳しいあらすじについては下記の記事で紹介していますので、よかったらご一読ください。
映画『キッスをよろしく』のあらすじと、エマニュエル・ムレ監督をご紹介!