語学留学は短期でも日常会話に困らないレベルまで上達できるのか?

語学留学で効果を得るためにはどのくらいの期間が最低でも必要なのでしょうか。

一口に語学留学の効果といっても、人によって語学留学を経て求めている目標というのは異なるでしょう。

最低限日常会話ができるようになれば良いとか、ビジネスでも通用するフランス語力を身につけられるようにしたいなど、目標によって達成するために必要とされる期間は異なりますが、この記事では仏検3級レベルの方が、日常生活で不自由しないくらいのレベルになるために必要とされる留学期間についてご紹介します。

語学学習のスピードには個人差がありますし、滞在期間が直接語学の上達につながるとも断言できないため、ただの目安にはなりますが、目安でもいいので知っておきたい方には参考になるでしょう。

現地での生活に慣れる期間

語学留学で成果をキチンと出すためには、ある程度の時間が必要となります。

特に留学当初は、現地での生活リズムになれるための時間が必要となり、語学習得は二の次になってしまうこともあります。

そもそも現地での生活に早く慣れないことには、語学勉強に集中することができず周りの環境の変化に対して気が散ってしまうことや、場合によっては体調不良に陥り、語学留学どころではなくなってしまうこともあります。

そのため、現地での生活に慣れる期間が必要となるわけですが、留学経験者によると、「1ヶ月から3ヶ月目くらいは現地での生活に慣れるための時間として必要だった」と話す人が多いです。

特に1ヶ月目は住む場所の確保や電気、水道、ガス、インターネットの開通など、生活を安定させるために必要で、自宅や学校の周辺を散策して、どこにスーパーやヘアーサロンがあるなどお店の位置を把握するなど土地勘を鍛えるために費やされる時間が多く、勉強に集中する時間があまり取れない時期となります。

自ら現地の人とコミュニケーションを取れる期間

語学学習を目的に留学をしている人にとっては、現地の人たちとコミュニケーションを取れるようになることは目標の1つであると同時にハードルにもなります。

およそ3ヶ月目から6ヶ月目になると、現地の生活にも慣れて、わからないことに対して自ら疑問を解決しようという気持ちも高まって行きます。

語学学校内では顔見知りの人たちであれば怖じ気つくことなくコミュニケーションが取れるようになりますが、一度も話したことがない人とコミュニケーションを取ることについては、相手のアクセントの癖に慣れていないため聞き取りにくいなど、まだ会話をする際には緊張を覚える時期かもしれません。

留学6ヶ月目という期間は、現地の人が話す言葉がまだ早すぎて、理解するのが難しいと感じる場面も多々あるかもしれませんが、リスニングは慣れていくしかないので、積極的にコミュニケーションをとって練習するのが、更なる上達を実現できるかどうかの分かれ目となります。

6ヶ月から12ヶ月目は語学力上達の兆しが見える時期

留学をスタートして6ヶ月以降は、それまでの滞在期間中での勉強の成果を徐々に実感できてくる時期になります。

この時期になると、街中で話をする上では、自分が伝えたいことはある程度伝わることが多くなるほか、相手が話していることについても、日常会話であれば7割くらいなら話の内容が把握できるという時期になります。

言葉が通じ合うという実感に感動し、言語のありがたさやこれまでうまくコミュニケーションをとることができずに感じてきたストレスなどが全て吹き飛ぶような感情に包まれる時期でもあります。

本当に努力をしてよかったと思えるような語学留学にするためには、留学当初からコツコツ努力を積み重ねていくことを忘れずに1日1日を大切に過ごすことです。

現地で日本人ばかりとつるまずに、きちんとフランス語漬けの生活と努力を継続していれば、6ヶ月を過ぎる頃には頭の中が「フランス語脳」と呼ばれる、思考回路がフランス語対応になる時期になります。

日本でのフランス語教育では、日常生活が日本語になってしまうため、「フランス語脳」にするのは容易ではありませんが、留学先でフランス語のみの生活をしていれば、「フランス語脳」の思考回路に徐々に変わるはずです。

最初はouiやnonでしか会話ができず、そのあとに理由を説明することができなかった自分が、ouiやnonといった単純な会話だけではなく、なぜouiなのかなぜnonなのかを自然と説明して話すことができるようなっていることでしょう。

フランス語脳になるためには時間がかかりますが、一旦フランス語脳になると、夢もフランス語で見るようになってきます。

まとめ

語学留学を効果あるものにするためには、日本語脳をフランス語脳に切り替えるくらいの期間、つまり最低6ヶ月くらい留学するのが効果的です。

日本語脳で語学を勉強していると、自然と全てが日本語の語順や話し方を基準にしてフランス語の文章を組み立ててしまいがちです。

でも一旦フランス語脳を習得できると、フランス語を話す際の言い回しや表現方法に対してストレスなく自然とスラスラと頭にフランス語が入ってくるようになります。

フランス語脳を身につけるためには、留学先で日本人でつるまずに、朝から晩までフランス語漬けの毎日を過ごすようにすることが重要なポイントになります。

また、単に語学の勉強だけでなく、その言葉が話されている地域の風習や人間性なども、言語に密接な結びつきがあるので、文化的背景も含めて理解を深めることも、語学の上達には重要です。

仏検3級レベルの方が、日常生活で不自由しないくらいのレベルになるためには、6ヶ月程度の留学をすると大きな効果が見込めるので、半年を一つの目安として、留学滞在プランを練ってみると良いでしょう。

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