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『エミリー、パリへ行く』は、『セックス・アンド・ザ・シティ(SATC)』のクリエイター、ダーレン・スターが手がけるNetflixのオリジナル・ドラマ。
豪華なキャスト陣や、パリの美しい街並みが描かれており、配信開始するやいなや世界中で話題になりました。
この記事では『エミリー、パリへ行く』第3話のネタバレを含むあらすじ、豪華キャストと、日常生活ですぐに使えるフランス語フレーズをご紹介します。
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『エミリー、パリへ行く』第3話のあらすじとネタバレを読む前に、第2話の復習をしたい方は、下記の記事からお読みください。
Netflixドラマ『エミリー、パリへ行く』第2話のあらすじ・ネタバレと「女性名詞・男性名詞問題」
『エミリー、パリへ行く』第3話「セクシーか、性差別か(Sexy or Sexist)」のあらすじとネタバレ
シカゴから届いた会社規定書に対し、同僚たちは「フランス人の心をぶち壊すものだ」と不満を爆発させ、またもやエミリーは孤立してしまう。
香水『De L’Heure』のCM撮影に立ち合うと、そこで見たのは裸の女性が男性たちに見つめられながら橋を渡っていくシーン。
エミリーは思わず「これはセクシーではなくセクシスト(性差別)ではないか」とアントワーヌに意見し、彼を怒らせてしまう。
しかし「ツイッターで、セクシーかセクシストか投票させる」という案を思いつき、この投稿が見事大炎上し、香水の知名度UPに成功する。
アントワーヌから再び気に入られたエミリーは、セクシーな下着までプレゼントされ、さらなる誘惑が始まる。
上司のシルヴィーとうまくやっていきたいエミリーは、パーティーに招待するも彼女は現れず、そこで出会ったフランス人といい感じに。
しかしあまりにも下品で直球すぎる彼からの誘いに耐えられず、彼を置いてガブリエルの働くレストランへ向かう。
そこでガブリエルから思わぬ形で「好きだ」と言われ、2人の関係は急接近する。
Netflixドラマ『エミリー、パリへ行く』の主要キャスト
役 | 俳優 |
エミリー・クーパー | リリー・コリンズ |
シルヴィー | フィリピーヌ・ルロワ=ボリュー |
ミンディー | アシュリー・パーク |
ガブリエル | ルーカス・ブラボー |
フランス人を激怒させた社内規定。その内容とは?
シカゴから届いた社内規定書をエミリーが同僚たちに転送すると、それを読んだ彼らは大激怒してしまいます。
「フランス人の心をぶち壊す」社内規定だなんて、どれくらい酷い内容なのかと思いませんか?
同僚たちが怒った理由は、これです。
- 前向きな姿勢を保持せよ
- 時間を厳守せよ
- 称賛は人前で、批判は人目を避けよ
- 職場恋愛は避けるべし
今、皆さんの頭の上にハテナが飛んでいるのが見えます。
そう、これらの事項は私達からすると当たり前すぎる内容なのです。
勿論これはドラマなので、面白くするために少し大袈裟に描かれているのですが、すべての項目がフランス人の気質に反するものあることは確かです。(笑)
しかし「前向きな姿勢を保持せよ」に対して怒っているのは正直笑えますよね。
よく言われるフランス人のステレオタイプが、社内規定を使って面白おかしく表現されているシーンです。
ドラマ内で使われているフランス語表現
第3話の中で話されているフランス語から、2つ使える表現をご紹介したいと思います。
友人のミンディー主催のパーティーでの一コマです。
久しぶりに会った友人女性2人の会話に注目してみましょう。
女性1 – Margaux? (マルゴー?)
女性2 – Oh mon Dieu! (嘘でしょ!)
女性1 – Je suis tellement contente de te voir! (会えてとっても嬉しいわ!)
女性2 – C’est génial!. (最高ね!)
女性1 – Mais t’es pas avec Lucas? (ルカとは一緒じゃないの?)
女性2 – Non, c’est bon, je crois plus à l’amour. C’est fini. (うん、いいの、もう愛は信じないわ。終わったの。)
女性1 – Non… (嘘よ…)
女性2 – Oui, mais par contre je suis à fond sur boulot. (本当よ、でもそれより今は仕事に夢中なの。)
女性1 – C’est génial, ça.(それはいいわね!)
女性2 – Oui, c’est génial! (ええ、そうなの!)
出典:Netflixドラマ『エミリー、パリへ行く』
何にでも使える”C’est génial!”
フランス語学習者なら、一度はこのフレーズを耳にしたことがあるかと思います。
2人の会話を見ても、この短い会話の中に3回も登場していますよね。
“génial”という言葉の名詞形が“génie”なので、「天才!」と訳すのかな?と思われる方もいるかもしれませんが、“C’est génial”は「すごい、素晴らしい、最高」などと訳します。
基本的に、ポジティブなことなら全て“C’est génial”で答えておけば大丈夫!と言っても過言ではないくらいよく使われる表現です。
例えば、美術館で素晴らしい絵画を見たとき、同僚が仕事で成功したと聞いたとき、パーティーに来ないかと誘われたとき、などなど。
とにかく“C’est génial”は、かなり使える“génial”な表現なのです!
Etre à fond sur〜 は「〜に夢中!」
“Etre à fond sur”という表現、あまり馴染みのない方も多いかもしれません。
“fond”は「底」という意味なので、深いところにいるようなイメージができます。
“sur”の訳は「〜の上に」が一番よく知られていますが、その他にも「〜に関して」と訳すことができます。
つまり“Etre à fond sur”で、「〜に夢中である・〜に集中している」という表現になります。
まとめ
『エミリー、パリへ行く』第3話のあらすじとネタバレをご紹介しました。
最初はいつも相手の反感を買ってしまうエミリーですが、最後は必ずSNSを使って顧客を喜ばせることに成功していますね。
シルヴィー以外の同僚たちとも徐々に信頼関係を深めていっています。
ガブリエルともかなり良い感じになり、気になる展開のまま終わってしまった第3話ですが、このまま恋人の関係に発展していくのでしょうか?
次回もお楽しみに!
フランス文学部出身|DELF B2、仏検準一級
仏検準1級にはフランス語を勉強し始めて2年で合格。
大学卒業後はワイン商社でフランス産ワインを担当。
嫌なことは寝て忘れるオプティミスト。
好きなことや将来の夢などについては、詳しいプロフィールでご紹介しています。