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スイスに住んでいる私は、日本の友達が遊びに来てくれる時は、うれしくて友達が到着する日を指折り数えて待っています。
思いっきり日本語で話ができますから。
そんな時に友達に聞かれるのが「何を持って行ってあげようか?」
そうです、ずばり「お土産」!
ワクワクして、私の頭の中で色々な物が渦巻き始めます。
「え、そんなもの?」と思われるような品が海外邦人に喜ばれたりします。
そこで、今回はスイスに住む日本人複数にもインタビューして「いただいてうれしいお土産」ランキングトップ3をまとめてみました。
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スイスに住んでいる日本人が喜ぶお土産NO3は「雑貨・日用品」「薬」「文房具」
スイスに住んでいる日本人に聞いて喜ばれるお土産のNO3は、これらになりました。
スイスにもあるけれど「質が違う」製品が日本にはあるのです。
雑貨・日用品
「雑貨・日用品」と言っても色々ありますが、特に喜ばれるものをいくつかご紹介します。
サランラップ
こちらの製品はスパっと切れず、くっついてストレスに。
日本のラップは質が最高で、また、スイスには中・小サイズはないです。
アイディア商品
100均などで見かける、台所や生活便利グッズが意外に重宝します。
歯ブラシなどの口腔ケア用品
スイスの歯ブラシはヘッドが大きい物しかないので、小さいヘッドを好む方に喜ばれます。
美容系グッズ
ひところパックが流行りました。
また、化粧水などの基礎化粧品は、日本人の肌に合う日本製品を使う人が多いです。
特にスイスはとても乾燥しているので保湿系が必需品です。
ただ、化粧品関連はそれぞれこだわりのアイテムがあると思いますので、化粧品をお土産にする場合は、独断と偏見で選ぶよりも、直接本人に聞くのが良いかも知れませんね。
その他
他にも下記の様なものがありがたがられます。
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海外に住んで日本人には、「温泉が恋しい!」という方が多くいらっしゃいます。
日本の名湯を色と香りで表現した温泉タイプ入浴剤とか喜ばれるでしょう。
薬
もちろんスイスにも風邪薬や頭痛薬は売っていますが、インタビューでは「薬」を挙げる人が多かったです。
下記のジャンルの市販薬が喜ばれます。
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文房具
1990年代に私がスイスに来た時は、鉛筆、消しゴム、ノートなどの文房具の質がびっくりするくらい良くなく、その割には結構高価でした。
スイスの名誉のために言うと、これはスイスに限らず、フランスもイギリスも、欧州の文房具は日本に比べるとかなり劣っていました。
最近は質が向上してきたものの、やはり日本製にはかないません。
また、スイスでは日本ブランドが参入し、ボールペンなどが販売されるようになりましたが、スイス値段はとても高価になっているので、やっぱり本家の日本からおみやげでいただけるとうれしいです。
高価なものでなくて良く、下記のような日常用文房具です。
それからスイスの小学校(4歳から義務教育)では文房具品は全て「支給」されて学校に置いておきます。
しかし、支給される鉛筆は芯が固いです。(HなのかHBなのか記載がない。)
小さいお子さんが字を練習する時は、日本の鉛筆を使う方がよいので2BやBでキャラクター物が喜ばれます。また、シール、字を勉強するノートなどがお薦めです。
アルファベットを練習させる時、私は日本の罫線が入っている英語のノートを使いました。
このノートはスイスにはありません。日本人のアルファベットの筆跡がきれいなのはこのノートのおかげではないかと思っています。
中学校・高校ではシャープペンのような鉛筆は使わず、ボールペンを使用します。
試験の時はボールペンと修正テープしか使用が認められません。
ですから、質の良い、書きやすいボールペンがとても喜ばれますし、黒や青だけではなく、授業では他のカラーも使うようです。
私の娘たちは日本に一時帰国すると、ずっと文房具屋さんと100均に入り浸っています。
彼女たちには、とっても楽しい世界らしく、「やっぱり日本はいいなあ。」と、満足そうです。
スイスに住んでいる日本人が喜ぶお土産NO2は「書籍」
スイスに住んでいる日本人に喜ばれるお土産のNO2は、ちょっと重くなりますが書籍でした。
本より実は「雑誌」が喜ばれます!
書籍の中でも「雑誌」は一番人気です。
日本語で気楽に読めますし、写真を眺めるだけでも楽しいです。
海外邦人が日本に一時帰国した時は、帰りの荷物が多くなるため、嗜好品である雑誌は持ち帰りたくても後回しになります。
だからファッション誌やお料理本、それからお子さん用の漫画、幼児書などが喜ばれます。
スイスに住んでいる日本人が喜ぶお土産NO1は「食料品」
やはりスイスに住んでいる日本人が一番喜ぶお土産は、食べ物です。
スイスには日本食品店があるものの、値段が高いのでなかなか思うように買えません。
また、種類も豊富というわけではないので、日本から持ってきていただくと感激します。
いただいてうれしかった食品は以下の通りです。
和菓子
食品関係でも一番人気は和菓子でした。
当たり前ですが洋菓子は山ほどあるので、和菓子の方が喜ばれます。
あんこのもの、羊羹、抹茶、ゆず系など、日本特有の味が好まれるようです。
ちょっと贅沢を望めば、「賞味期限の短い」和菓子。
生菓子は「超ぜいたく品」で、送ってもらうことができません。
友人が出発空港で生の和菓子を調達してくれた時は、大感激しました。
種類が違っていたので、どうしても全部味見したい我が家では、小さい1個を家族4人で四等分してチマチマと分けあったので、友人に苦笑された記憶があります。
ちなみにスイスではチョコレートは避けていただく方が無難です。
スイスは「ミルクチョコレート」の発祥の国で、チョコレートの消費量は世界一ですから、あちこちにふんだんにあるのです。
でも「抹茶味」は大歓迎です。
抹茶チョコレートはスイス人も大好きです。
アペリティフ用のおつまみ
招待客がある時や日曜日の昼食時は、アペリティフ(aperitif:通称アペロapero)と呼ばれる食前酒をいただきます。
食前酒と一緒に、たいていはピーナッツとかオリーブとか塩系のスナックをつけます。
ちょっと時間があれば、ブルゴーニュ系の我が家は、ブルゴーニュ起源と言われるグジェール(gougere)を作ります。夫が。
グジェールとはチーズを混ぜ込んだシュークリームの皮です。
基本的にアペロでは甘いものを食べないので、日本の「しょっぱい系のおつまみ」があると気分が盛り上がります。
例えば、スーパーのおつまみコーナーに並んでいる以下のようなものがスイス人にも好まれています。
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<その他の食品>
その他のアイテムとしては、ちょっとした小物が重宝されます。
手軽に使えるもの
炒める時やスパゲッティーに使うスパイス系、カレールー、和風ソースやたれ、ふりかけ、ラーメンやお蕎麦などの麺類など。
お料理好きな人、小さなお子さんがいる人
ダシの素(中華、和風)、みりん、海苔(お寿司用の焼き海苔や味付け海苔)、
乾燥野菜(ごぼう、レンコン、椎茸など)、ワカメ、梅干し、お弁当グッズ、幼児用お菓子など。
食品をお土産にする際の注意事項
上記の食品は「頂けると嬉しい希望の品」を並べています。
残念なことにスイスは2021年4月より食品の持ち込みに規制がかかるので、実際に持ち込まれる場合にはご自身で何が許可されているのかご確認くださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
お土産の話だけではなく、少しスイスの日常も知っていただいたら、ご参考になるかなと思いました。
ただ、冒頭にも書きましたが、「遊びに来ていただけるだけ」でうれしいです。
もし、海外に住んでいるお友達がいたら、訪ねてあげてください。
あなたにとっても普通の観光旅行と異なり、海外の日常生活を知る良い機会になるかと思います。
スイス・ジュネーブ在住
スイス生まれのフランス人と結婚した、二人の娘の母。
趣味は料理。フランス料理は義母から教えてもらったブルゴーニュ料理が得意。
特技や趣味など、詳しいプロフィールはこちら。