大学でフランス語を第二外国語として勉強を始めたきっかけ

勉強のために積まれた本

※当ブログにはプロモーションを含みますが、記事内容は公平さを心がけています。

フランスやフランス語に興味を持ったとしても、いざ「勉強をはじめる」となると、二の足を踏んでいるという方もおられるかもしれません。

私がフランス語の勉強をはじめるきっかけとなったのは、大学の第二外国語選択でした。

大学といっても、通信制だったので、実質的には「独学」の形になりました。

「大学で第二外国語をとらなければいけないけれど、フランス語はどうかな~」と思っておられる方はもちろん、「独学で少しフランス語を勉強してみようかな~」と思っておられる方にも、参考にしていただけるのではないでしょうか。

※当ブログにはプロモーションを含みますが、記事内容は公平さを心がけています。

フランス語との出会い

こんにちは。アリスです。

大学に入学すると、第二外国語の履修が必修となっているケースがあります。

そこで、はじめてフランス語を学ぶきっかけをつかむ方は多いのではないでしょうか。

実際に、第二外国語が必須となっている大学として「東京大学」があります。

参考に、履修者の内訳データ(2017年度)を見てみますと、「スペイン語、29パーセント、中国語、22パーセント、フランス語、21パーセント、ドイツ語、17パーセント、その他の外国語、11パーセント…」となっています。(参考:東京大学消費生活協同組合)

フランス語履修者の割合は3番目ですが、1位、2位の外国語とそれほど大きな差がついているわけではありません。

やはり「フランス語」を選択する学生さんは多いということがわかります。

しかし、私の大学では、必修外国語は1つ選べばよいだけで、第二外国語の選択は自由となっていました。

卒業を目ざすだけであれば、第二外国語を選択する必要はなかったのです。

ところが、選択科目の中に第二外国語として、フランス語、ドイツ語、ロシア語、中国語、スペイン語…といった言語があげられているのが目に留まりました。

憧れだったフランス語が一気に身近になった瞬間でした。

「もしかしたら、憧れだったフランス語が少し話せるようになるかもしれない」「フランス文学を原文で読めるようになるかもしれない」「フランス映画をもっと楽しめるようになるかもしれない」「もしフランスに旅行に行ったら…」と夢がどんどん広がっていきました。

私は試しにフランス語のテキストを開いてみることにしました。

これが、私とフランス語との出会いです。

フランス語の勉強をはじめる

夢で胸をふくらませて、私は勉強をはじめました。

通信制大学は、それぞれの学校によって違いはありますが、基本的にはテキストを自力で学習するスタイルが多く取られます。

自分で少しずつ学習を進め、テキストを学び終えたら、レポート作成、試験合格という過程を経て、晴れて単位取得となります。

ここで、私は最初の壁にぶつかりました。

考えてみれば、英語学習のときは、学校の先生やALTが授業を進めてくれました。

発音の違いや文法の違いを親切に教えてくれますし、わからないことがあっても、質問すれば、すぐに答えてくれます。

ところが、「外国語の独学」となると話が違います。

文字の読み方、発音のルールや文法のルールをすべてゼロから学習しなければなりません。

テキストを開いて一行目から読んでいったものの、「何やら難しそうなことが書いてあるようだ」という印象を受けるばかりでした。

新しい言語を、しかも、独学で学ぶということがいかに難しいのかということに初めて気がついたのです!

そのうえ、発音の難しさにも戸惑いを感じました。

フランス語というのは音の響きが本当に美しいので、それが一つの魅力だと感じる方も多いでしょう。

ただBGMとして聞くのであれば、とても美しいのですが、今まで聞きなれていない音を実際に発音したり、聞き取ったりすることは、それほど簡単なことではありませんでした。

フランス語の学習にめざめる!

最初の壁にぶつかった私は、その後どうしたと思われますか?

もちろん、ここでフランス語の勉強をやめるという選択肢もありました。

必修科目というわけではなかったので、単にフランス語での単位取得をあきらめ、代わりに別の科目を履修すればよかったわけです。

ところが、あきらめるどころか、「じゃあ、フランス語の単位が取れるまではがんばって勉強してみよう!」という気持ちになったのです。

今思えば、もうすでにフランス語の魅力に取りつかれていたのかもしれません。

私はまず書店に行き、フランス語の入門書や文法書のコーナーを眺めてみました。

そして、『プチ・ロワイヤル仏和辞典』〔改定新版〕(旺文社)を購入しました。

今では第4版が出ています。

この辞典は、語法や文法の説明が豊富で、今でも「初心者向け」の学習辞典として定評があります。

主要な語句が大文字になっていたり、イラストがたくさん使われていたりして、初心者でも肩がこらない作りになっています。

表紙カバーもおしゃれで、いかにも「フランス」感がたっぷりである点も魅力の1つなのです。

辞典の購入で、私の「フランス語学習モード」は一気に上がりました!

まとめ

フランス語への漠然とした憧れが、「フランス語をもっと勉強してみよう!」という気持ちに変わっていったのも、まずは最初の一歩を踏み出したのがはじまりでした。

「フランス語を少し学んでみようかな~」と思っている方、ぜひその一歩を踏み出してみませんか?

新しい世界がそこには待っていることでしょう。

「まずは形から入る」という言葉もありますが、「気分が上がる」辞典や参考書を探してみるのもお勧めです。

この記事を読んだ人が読んでる関連記事

  1. アメリ(映画)は意味不明?内容がよくわからない方向けにあらすじ(ネタバレ有)を最後の結末まで紹介

  2. 全くのゼロからフランス語を学ぶ人におすすめの最新単語帳【厳選5選】

  3. カナダにフランス語留学するメリットとデメリットとは?カナダ人の英仏バイリンガル率は何%?

  4. 「条件法現在」の使い方をわかり易く解説!丁寧なフランス語を話す方法とは

  5. 英雄は死なない

    映画『英雄は死なない』のあらすじと、映画を楽しむために知っておきたい3つのエピソードとは

  6. 『エミリー、パリに行く』シーズン1第8話「家族の事情」のあらすじとネタバレ

  7. モロッコにフランス語留学する意味ってある?メリットとデメリットの検証結果

  8. オーケストラ!

    フランス映画『オーケストラ!』のあらすじと撮影の裏話|希望に満ちた最高のコメディ作品!

  9. Fantôme avec chauffeur

    家族で楽しめる映画『Fantôme avec chauffeur』のあらすじと、コメディ映画界の巨匠ウーリー監督を紹介!

  10. 慶應義塾大学の通信課程におけるフランス語のカリキュラム

  11. フランス映画『天国でまた会おう』のあらすじと感想

  12. パリ20区、僕たちのクラス

    フランス映画『パリ20区、僕たちのクラス』のあらすじと、出演キャストの驚くべきその後とは

  13. ブリュノ・デュモン監督作品『ジーザスの日々』、あらすじと知っておくべきポイント3つ!

  14. 『エミリー、パリに行く』シーズン1第9話「アメリカ友の会のオークション」のあらすじとネタバレ

  15. あの頃エッフェル塔の下で

    フランス映画『あの頃エッフェル塔の下で』のあらすじと、現代フランス映画界の最強「コンビ」

  1. アヤ・ナカムラがパリオリンピックで歌うって本当?日本人っぽい名…

  2. パリオリンピック開会式で歌うアーティストは誰?フランス人の歌っ…

  3. オリンピックの選手村の食堂ではどんな料理が食べられる?パリオリ…

  4. オリンピックでアナウンスが開催国の言葉、英語に加えてフランス語…

  5. パリオリンピック開会式会場のセーヌ川ってどんな川?周辺の観光ス…

  6. フランス語の独学には東京外国語大学の言語モジュールがおすすめ!…

  7. あなたはまだ帰ってこない

    フランス映画『あなたはまだ帰ってこない』のあらすじと、デュラス…

  8. 裸足の季節

    フランス映画『裸足の季節』のあらすじと、デニズ・ガムゼ・エルギ…

  9. 『エミリー、パリに行く』シーズン1第10話(最終話)「まさかのキャ…

  10. 『エミリー、パリに行く』シーズン1第9話「アメリカ友の会のオーク…

  1. 大学受験における効率的なフランス語単語の習得方法

  2. フランス人の恋人ときちんと会話するために必要とされることとは?

  3. フランス語力を伸ばすために海外留学前に日本で学習しておくべきこ…

  4. フランス語を楽しく学ぼう!勉強のモチベーションを維持するコツ

  5. フランス人はなぜ日本好き?憧れ惹かれる理由には日仏の共通点が関…

  6. ロゼッタストーン・フランス語版の評判は良い?教材レベルとおすす…

  7. 仏検1級・準1級の効果的なリスニング対策勉強法

  8. フランスに語学留学すると本当にフランス語は身につくのか!?

  9. 留学前に日本でフランス語の会話力を高める方法

  10. フランス語で「雨が降っている」と訳す方法と雨の種類

ブログランキング