モロッコにフランス語留学する意味ってある?メリットとデメリットの検証結果

※当ブログにはプロモーションを含みますが、記事内容は公平さを心がけています。

フランス語を学び始めた人であれば、一度はフランス語留学してみたいと思われるのではないでしょうか?

いろいろな国を調べているうちに「モロッコ」という国でも、フランス語留学ができるということを知りました。

この記事では、モロッコとはどんな国なのか、フランス語留学するメリットとデメリットは何かということについてご紹介していきます。

※当ブログにはプロモーションを含みますが、記事内容は公平さを心がけています。

モロッコでフランス語留学できるってほんと?

まずは、モロッコという国を紹介しますね。

モロッコとはどんな国?

モロッコの正式名称は「モロッコ王国」。

日本での知名度は少し低いかもしれませんね。

私自身も今回調べるまで、「アフリカのどこかにある」くらいの知識しかありませんでした。

モロッコは、北アフリカ、つまりアフリカ大陸の北部にあります。

西には大西洋、北は地中海に面しています。

地中海の向こう側はスペイン。

スペインまで船で一時間ほどの距離に位置しています。

ヨーロッパとアフリカ、そしてイスラムの文化を持つ大変魅力的な国です。

また、モロッコにはフォトジェニックな写真を撮るのに絶好のロケーションが多く存在していて、今大変注目されているようです。

ちなみに、私は「青い街」として話題になっているシャウエン旧市街にいつか行ってみたいと思っています。

モロッコでフランス語留学できるのはなぜ?

「アフリカなのに、フランス語留学できるの?」と思われたかもしれませんね。

モロッコの公用語は、アラビア語とベルベル語です。

しかし、1956年の独立まではフランスの植民地だったため、フランスの影響を強く受けています。

政治、教育、メディア、ビジネスの世界ではフランス語が広く用いられています。

また、モロッコは言語教育に力を入れていて、公立小学校では3年生から、私立小学校では1年生からフランス語の授業が始まるそうです。

こうした状況もあり、モロッコに住んでいる人の多くがアラビア語とフランス語を話すことができるのです。

レストランに行っても、メニューがアラビア語とフランス語で書かれているようですし、街で話しかけられるときも、英語よりもフランス語の確率が高いとか…。

フランス語を勉強している人にとっては理想的な環境と言えるのではないでしょうか。

モロッコにフランス語留学するメリット

次に、モロッコにフランス留学するメリットを4つご紹介いたします。

フランス語を使える環境である

先ほども少し紹介しましたが、モロッコではフランス語が日常的に使われている環境と言えます。

ビジネスなどの特別な世界だけでなく、レストランやスーパーマーケットなどでもフランス語が広く使われています。

メニューや商品の記載は、アラビア語と共にフランス語も表記されています。

フランス語を耳にしたり目にしたりする機会が多いことはメリットと言えるでしょう。

留学費や生活費を安く抑えることができる

「留学にはお金がかかる」というイメージがあると思います。

しかし、モロッコは学校や滞在先などの選択によって、費用をかなり安く抑えることが可能です。

モロッコの物価はフランスと比べるととても安いので、外食などをするとしても食費も安く抑えることができるようです。

日本人がいない環境で鍛えられる

留学に行くと、つい日本人同士で集まってしまうということがあります。

確かに異国の地では、特に日本人がそばにいてくれると心強いものです。

しかし、授業以外で日本語ばかり使ってしまい、フランス語が上達しなかったと感じる人もいるようです。

その点、モロッコには日本人が少ないので、日本語ばかり話してしまうという失敗は避けられそうです。

「自分をあえてフランス語しか話さない環境に置きたい」という人にはお勧めの環境と言えます。

なかなかできない珍しい体験ができる

モロッコは人口の約9割がイスラム教徒と言われています。

生活の中にイスラム文化が根付いた国ですので、日本人が体験したことのない非日常を毎日楽しむことができそうです。

サハラ砂漠、満天の星空、美しい街並み、可愛い雑貨など見どころが満載の国でもあるので、異文化体験、珍しい体験がしたいという方には特にお勧めです。

モロッコにフランス語留学するデメリット

モロッコにフランス語留学するデメリットも調べてみました。

あえて挙げるのであれば、2つあります。

フランス語ネイティブではない

モロッコ人はフランス語ネイティブではありませんので、本場のフランス語を学びたいという方は少し物足りないと感じるかもしれません。

実際に、モロッコのフランス語学校には、正しいフランス語を身に着けたいと願う現地の人たちも多く通っているようです。

もちろんフランス語学校では、きちんとしたフランス語を学ぶことができますので、心配はいらないでしょう。

日本と比べると治安が良くない

モロッコの治安自体は、アフリカの中では非常に良いと言われています。

しかし、日本と比べるとやはり治安が悪く、事件やトラブルに巻き込まれることもあります。

特に、詐欺やぼったくりの被害に遭うことが比較的多いようですので、タクシーに乗るときや買い物をするときには、十分な注意を払うようにしましょう。

まとめ

今回の記事では、モロッコにフランス語留学するメリットとデメリットをご紹介いたしました。

フランス語留学できる国は、フランスだけではありません。

異国情緒あふれるモロッコにフランス語留学できれば、一生の記念になる貴重な体験ができそうです。

フランス語留学の候補地として、モロッコを加えてみるのはいかがでしょうか。

この記事を読んだ人が読んでる関連記事

  1. フランス語学習のモチベーションが上がる目標の立て方

  2. Merci deとMerci pourの違いとは|de とpourで感謝のニュアンスはどう変わる?

  3. 『暗黒街のふたり』をアラン・ドロンが大絶賛!映画のあらすじとフランスにおける死刑制度の歴史

  4. ドキュメンタリー映画『顔たち、ところどころ(Visages Villages)』のあらすじ&映画監督アニエス・ヴァルダとJR

  5. De toutes mes forces

    今のフランスが見える映画『De toutes mes forces』のあらすじと、注目の監督シャド・シュヌーガとは

  6. フランス映画『猫が行方不明』のあらすじとフランスの下町の魅力

  7. ドキュメンタリー映画『ディオールと私』のあらすじと基本ファッション用語

  8. ブリュノ・デュモン監督作品『ジーザスの日々』、あらすじと知っておくべきポイント3つ!

  9. フランス語で手帳をつけてみる

    手帳をフランス語でつけるとフランス語力アップに役立つって本当?手帳の活用術

  10. 短期留学中のフランスで旅行時に役立つおすすめの旅行アイテム3選!

  11. フランス語を学ぶと日常にあふれるフランス語を理解できるようになる!

  12. 勉強のために積まれた本

    大学でフランス語を第二外国語として勉強を始めたきっかけ

  13. 映画『つかのまの愛人』のあらすじと、フランス映画らしいフランス映画「ポスト・ヌーヴェルヴァーグ」とは

  14. 92歳のパリジェンヌ

    フランス映画『92歳のパリジェンヌ』のあらすじと、映画化までの3つのエピソードとは

  15. 『エミリー、パリに行く』シーズン1第6話「平凡な女」のあらすじとネタバレ

  1. アヤ・ナカムラがパリオリンピックで歌うって本当?日本人っぽい名…

  2. パリオリンピック開会式で歌うアーティストは誰?フランス人の歌っ…

  3. オリンピックの選手村の食堂ではどんな料理が食べられる?パリオリ…

  4. オリンピックでアナウンスが開催国の言葉、英語に加えてフランス語…

  5. パリオリンピック開会式会場のセーヌ川ってどんな川?周辺の観光ス…

  6. フランス語の独学には東京外国語大学の言語モジュールがおすすめ!…

  7. あなたはまだ帰ってこない

    フランス映画『あなたはまだ帰ってこない』のあらすじと、デュラス…

  8. 裸足の季節

    フランス映画『裸足の季節』のあらすじと、デニズ・ガムゼ・エルギ…

  9. 『エミリー、パリに行く』シーズン1第10話(最終話)「まさかのキャ…

  10. 『エミリー、パリに行く』シーズン1第9話「アメリカ友の会のオーク…

  1. Duolingoがフランス語学習アプリとして秀逸な理由と使い方

  2. 仏検に合格するためにフランス語のリスニング力を向上させる方法

  3. フランス留学で気をつけるべきこと

  4. フランス語の単語力を楽しみながらアップさせる方法!

  5. フランス人の恋人ときちんと会話するために必要とされることとは?

  6. フランス語を楽しく学ぼう!勉強のモチベーションを維持するコツ

  7. 留学前に日本でフランス語の会話力を高める方法

  8. ロゼッタストーン・フランス語版の評判は良い?教材レベルとおすす…

  9. フランスに語学留学すると本当にフランス語は身につくのか!?

  10. 仏検1級・準1級の効果的なリスニング対策勉強法

ブログランキング