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フランス語の勉強を始めて少し経つと、わかるフランス語が増えて楽しくなってきますよね!
でもそうなると入門向けの単語帳では物足りなくなってくるので、中級向けの単語帳が欲しくなってくるのではないでしょうか?
「そうは言ってもどれを選べば良いかわからない!」
そんな方のために、この記事では「入門者レベルの500単語(仏検5級レベル)はマスターできた!」「仏検3級、準2級に挑戦してみたい!」という、フランス語中級を目指す方におすすめの単語帳をご紹介致します。
ちなみに「全くのゼロからフランス語を学習したい」という方には、下記の記事で「入門者向けのお勧め単語帳」をご紹介していますので、こちらをご覧ください。
全くのゼロからフランス語を学ぶ人におすすめの最新単語帳【厳選5選】
フランス語中級を目指す人におすすめの単語帳
仏検3・4級必須単語集―petits pois (<CD+テキスト>)
『仏検3・4級必須単語集―petits pois (<CD+テキスト>)』の著者は、数々のフランス語関連の書籍を執筆されてきた久松健一先生です。
この単語帳の特徴は、例文の中にある単語を、一つ一つ説明する形で作られている点です。
一般的な単語帳では、一つの単語に一つの例文がつく形になっています。
つまり、例えば100の単語に対して例文も100文あるということです。
しかし、この単語帳『仏検3,4級必須単語集-petits pois』では「201の例文を覚えると、1400の単語をマスターできる」という、何とも効率の良い仕組みになっているのです!
文の中で意味をつかめるので、ただ単語一つ一つ暗記していくのが苦手な方にも取り組みやすいというメリットがあります。
付属のCDを使えば、ディクテ対策、つまりディクテーションをすることもできます。
ディクテーションとは、聞き取ったものをそのまま文字に書き起こしていく学習法です。
フランス語は発音と綴りが結び付きにくいことも多いですし、仏検のディクテ対策も視野に入れ、中級以上を目指す方には特におすすめの学習方法です。
仏検準2級・3級対応 クラウン フランス語単語 中級
『仏検準2級・3級対応 クラウン フランス語単語 中級』の著者は、NHK『まいにちフランス語』(2021年現在)でもおなじみの、ヴェスィエール・ジョルジュ先生です。
この単語帳は、仏検3級だけでなく、仏検準2級の範囲までカバーできる、2500語レベルの単語帳です。
著者がバイリンガルのため、日本人にも親しみやすい例文を考えてくださっているようです。
まず、よく使われる短いフレーズ840例を「日本語→フランス語」の順に掲載しています。
さらに、幅広いテーマの文章が14編、日常生活の一場面を想定した会話例が14編収められています。
音声データもきちんと準備されていますので、リスニング、ディクテにも対応できます。
この音声データには一工夫されていて、男性名詞は男性の声、女性名詞は女性の声で吹き込まれています。
しかも、『仏検準2級・3級対応 クラウン フランス語単語 中級』は2021年新刊出版です。
2016年9月以降、「nouvelle orthographe(新しい綴り)の規則」が導入されているので、「情報が新しい単語帳」という意味でも、おすすめの一冊です。
よく出る分野をまとめて覚える 仏検イラスト単語集3・4級レベル
『よく出る分野をまとめて覚える 仏検イラスト単語集3・4級レベル』は、仏検3級・4級でよく出題されるテーマを中心に編集されています。
収録単語は2,000語以上。
イラストや図を活用して楽しく学べる工夫がされているので、文字ばかりの単語帳が苦手な方にはぴったりでしょう。
「仏検3・4級レベル」と記載されていますが、実は日常生活で使う幅広い単語をカバーしています。
なので、仏検受験しない方でも、入門から少しレベルを上げて中級を目ざしたいという方にもおすすめできます。
まとめ
入門者向けのフランス語の教材はかなりたくさんあります。
しかし、そこから先、中級や上級を目ざしていこうとすると、一気に教材の数が減ってしまい、どれを選べばよいか迷ってしまうかもしれません。
この記事では、そんな方のために、フランス語入門から卒業し、中級を目ざす方におすすめの単語帳を3冊ご紹介いたしました。
フランス語の単語を覚えるためには、何度も繰り返し学習することが重要です。
「何度も何度も繰り返し勉強することで、やっと脳に定着させることができる。」
そう分かっていても、日々の忙しい中では、なかなか復習時間を確保するのが難しいですよね。
そんな方には、CDや音声データがついている教材がおすすめです。
CDや音声データがあれば、通勤や通学の時間、家事の最中でも、耳が空いている時間を使って繰り返し聞くことが出来るためです。
しかも、「聞く学習法」は、単語の暗記に役立つのみならず、リスニング強化にもつながるので一石二鳥。
慶應義塾大学文学部出身|英語教師・日本語教師
趣味は旅行とカフェでゆっくり過ごすこと。
座右の銘は「どの雲にも銀の裏地がついている」。
どんなに辛い状況でも、その先には明るい光が待っていると思うと「もう一歩先に進もう」と思えます。
フランス語を勉強し始めたきっかけについては、詳しいプロフィールでご紹介しています。