※当ブログにはプロモーションを含みますが、記事内容は公平さを心がけています。
大学卒業以来の約15年ぶりにフランス語を再勉強し始めて5ヵ月程経った頃、仏検3級を受験しようと思い立ち、仏検3級合格に向けて勉強を行ってきました。
合格を目指して勉強していく中で、文法テキストの復習や単語の覚え込みと共に、過去問がまとめてある「仏検公式ガイドブック」の問題を解いています。
合格するために過去問を解くことは大切だとしみじみ感じたので、仏検の過去問を解くことの重要性とそのメリットについてご紹介させてください。
※当ブログにはプロモーションを含みますが、記事内容は公平さを心がけています。
仏検の問題傾向を掴み、慣れることができる
仏検に限らずだと思いますが、検定試験には出題傾向があります。
内容もさることながら、形式に至っては数年間単位で同じ形式が続いていることがあります。
どういった出題形式で問題が出るのか、どのような内容が出るのか、実際に過去に出た問題を解くと肌で感じることができます。
いくら文法を理解していて単語力があっても、出題形式に慣れていないと当日戸惑ってしまう可能性もあるため、過去問を解くことは重要です。
あらかじめ過去問を体験しておくことで、試験に落ち着いて臨めるように思います。
各社様々な対策本が出ていますが、「仏検公式ガイドブック」は春季、秋季と昨年2回分の試験が載っているだけでなく、対策の問題も過去問であるため、ガイドブックには全て仏検の内容そのものが記載されています。
間違えた時には「なぜこうなるのか」を知ることが大切だと思いますが、こちらは解説が丁寧でわかりやすいと感じました。
現状どれだけ点数を取れるか、実力を試すことができる
単語や熟語を覚え文法を理解していても、実際の試験でどれぐらい点を取れるかは実際の問題を解いてみないことにはわかりません。
過去問を解くことで、現状の実力の確認をすることができます。
時間も試験時間と同じ時間で解くようにすれば、臨場感を感じつつ、「時間内に解けるかどうか」ということもわかります。
ただ、文法や単語があまり頭に入っていない状態で行ってしまうと自信を失くしたり焦ったりしてしまう可能性がありますので、ある程度全体的に内容が頭に入った状態で解くのがいいのではないかと思います。
逆に、試験日まであまり日数がない状態で行うと、苦手な部分を改めて学び直しきれない場合もあります。
そのため、過去問を解く際には試験日まである程度の日数を確保した方が安心です。
バランスを考えながら過去問に取り組む時期を考えるといいと思います。
苦手な部分や足りない部分が明確になり、対策を立てられる
過去問を解くと、自分の苦手な部分や足りない部分が明確になります。
文法テキストや単語集を学ぶ中でも自覚できるとは思いますが、実際の試験問題を解くと「実際の問題で正解できるか」ということが浮き彫りになります。
仏検3級の試験には綴りを書く問題があるため、動詞などの単語を覚えていたとしてもいざ書くと綴りを間違えてしまったり、アクサンを間違えてしまったりということが私の場合ありました。
また、仏検3級の問題には長文や会話形式があり、そういった問題でも内容を理解し正解できるかを知れるのはやはり過去問を解くメリットだと思います。
仏検の過去問を取り組むことで苦手な部分が明確になると、この後どの部分を重点的に勉強した方がいいのかがわかるため、仏検に向けてより焦点が合った勉強が行えるはずです。
仏検に向けてのモチベーションが上がり、一層熱心に勉強に取り組める
過去問を解くと、「これが仏検の問題か」と実感し、試験に対してのモチベーションが上がるように思います。
文法のテキストや単語集を学ぶことはいわば基礎固めで、過去問を解くことは実践編といったところでしょう。
学生時代の部活において、筋トレや基礎練習を地道に行ってきた後に練習試合をすると、そのスポーツを一層好きになったりモチベーションが上がったりすることと同じことのように思います。
実際の問題を解くことで試験が間近に感じられて、気持ちが高まります。
気持ちが高まると、より身が入り熱心に仏検当日まで勉強を続けていくことができます。
先ほど書きましたように、過去問を解くと現在地がわかり、苦手な部分も明確になり、「後はここを補おう」と今後の方針も立てられます。
そうすると、より仏検合格という道筋がクリアになり、気持ちが引き締まって情熱を持ちながら、粛々と合格に向けて進んでいけるように思います。
まとめ
仏検3級合格に向けて、過去問を解くことのメリットについて
- 仏検の問題傾向を掴み、慣れることができる
- 現状どれだけ点数を取れるか、実力を試すことができる
- 苦手な部分や足りない部分が明確になり、対策を立てられる
- 仏検に向けてのモチベーションが上がり、一層勉強に取り組める
の4点をご紹介させていただきました。
あまりに早い段階で過去問を解くと難しく感じて自信を失くしてしまう可能性がありますし、逆に仏検に近過ぎるタイミングだと苦手部分を補いきることが難しいです。
時期はよく考えて過去問に取り組むと良いでしょう。
仏検合格への道のりはコツコツと根気よく勉強を重ねるに尽きると思いますが、過去問を解くことで問題に慣れ苦手をクリアにし、焦点を仏検に合わせながら、共に勉強に取り組んで行きましょう。