※当ブログにはプロモーションを含みますが、記事内容は公平さを心がけています。
フランス語を勉強している人の中には、仏検に向けてリスニングの力を高めたいと思っている人もいるのではないでしょうか。
しかし、日本国内においてはフランス語を聞く機会が少ないため、自分自身で意識をしない限り、リスニングの力を高める事は困難です。
ここでは、仏検合格を目指す人に向けて、リスニングの力を高める方法についてご紹介します。
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リスニング力向上のために日常的にフランス語を聞く機会を作る
音楽やテレビをフランス語で聴いてフランス語に耳を慣れさせる
日本国内で普段の生活をしていると、確かにフランス語を聞く機会は少ないです。
だからこそ、リスニング力を高めるためには、普段からフランス語を聞くように心がける必要があります。
フランス語を聞くということは、外国人と話す機会がなくてもちょっと意識するだけで、日本でも十分に行うことが出来ます。
例えば、テレビでも海外ドラマやニュースをフランス語で聞くことができますし、音楽を洋楽にしたり、ラジオでフランス語会話のプログラムを聞いたりするなど、自分で少し意識するだけでもかなりの量のフランス語を聞くことができるのです。
通勤時間や通学時間などの移動時間にフランス語を聴くようにするだけで、かなりのフランス語のシャワーを浴びることが可能です。車を運転する方であれば、フランス語の音楽CDやフランス語教材についているCDなどを聞きながら、自分でも実際に声に出してリピートするのも良いですね。
仏検対策に特化したCDでリスニング試験の対策をする
仏検のためにリスニングの力をつけたいと思うのであれば、仏検の参考書についているCDを聴くとのが効果的です。例えば仏検の場合、級によって速度が全然違います。
ですから、自分が受けたいと思っている仏検の級や目指している仏検の点数に合わせて適切な対策をするということも大切です。
目標に達するために自分は一体どのようなリスニングの力をつけなければいけないのかということを踏まえ、意識的にフランス語を聴くことが目標達成の秘訣になります。
映画やドラマは見るのではなくて聴くのがリスニング力向上の秘訣
目からの情報ではなく耳からの情報に頼ると効果倍増
フランス語で映画やドラマを「見る」という事はフランス語の勉強に最適な方法の1つです。
しかしその一方で、人間は聴覚ではなく視覚から多くの情報を吸収しますから、どれだけ音声や字幕をフランス語にしたとしても、動画や字幕からストーリーを理解することが可能になります。
そのため、たとえフランス語で映画やドラマを聞いたとしても、フランス語が耳に入ってきてはいない可能性があります。
だからこそ、リスニング力向上のために見るのであれば、耳からの情報に頼るということを意識しましょう。
そのためには映画やドラマを録音して「聴く」ということが効果的です。
聞こえてくる情報だけに頼り、映像無しでストーリーを理解するには、映画やドラマを単に見ている時以上に、聞き取りに集中することができます。
かなり難しい方法ですので、初めて見る映画やドラマではなく、ジブリの映画など、子供の頃から何度も見ていてストーリーを熟知している作品で練習するのが良いでしょう。
聞き流しだけでは試験に合格できない! 集中して聴くこと
リスニングの力を高めたいと思うのであれば、聞き流しをしないということも大切です。
幼い子供にフランス語を教えるのであれば、子供が遊んでいる部屋でBGMとしてフランス語の音楽などをかけておくだけでもそれなりの効果が期待できます。
しかし、大人が仏検のためにフランス語力を身につけるためには、意識的にフランス語を耳にする必要があります。
確かに、家事をしている時や本を読んでいる時など、出来る限りフランス語を流してフランス語耳にすることは大切ですが、この方法だけでは、短期間でのリスニング力の向上はあまり期待できません。(聞き流しに効果がないわけではありません)
赤ちゃんが発語するまでに何年もかけるのと同じくらい、何年も聞き続ければ効果はあるでしょう。
しかし、仏検の試験日までにリスニング力をしっかりと上げるためには、聞き流しだけではなく、聞き流しではなく、きちんとフランス語に耳を傾けることも大切です。
通勤時間や通学時間をフランス語のリスニングの勉強に充てるのであれば、ぼーっと聞き流すのではなく、極力フランス語に集中し、聞き取る努力をするかしないかが、合否を左右するかもしれません。
リスニングの練習はネイティブの発音で聞くのが鉄則
フランス語会話教室ではネイティブの正しい発音を意識して聴く
仏検の点数を上げるためにフランス語会話教室に行くという人も多いのではないでしょうか。
そのような場所ではネイティブ講師の授業が人気を博していますね。
せっかくフランス語会話教室に通うのであれば、出来る限りネイティブやネイティブに近い発音ができる先生に習うようにしましょう。
日本語の発音とフランス語の発音が違います。
日本人で「フランス語が話せる」という人の中には、日本語の発音のままでフランス語を話している人も多く、例えフランス語の教師だからといってもフランス語の発音は必ずしもネイティブ並みいうわけではありません。
日本語なまりのフランス語を話す先生の発音を聞いていても、リスニングの勉強にはあまり役に立ちません。日本人講師には、日本人講師特有の強みやメリットがあるのですが、リスニングの力を上げたいと思うのであれば、ネイティブか、ネイティブに近い発音ができる人の授業を聞くのがベストです。
恥ずかしがらずにネイティブの発音を真似する
リスニングには関係がないと感じる人もいるかもしれませんが、実はネイティブの正しい発音を真似してフランス語を「話す」ことも、聴く力を上げるためには大切です。
幼い子供は大人の発音を真似して、自分も言葉を話すようになりますよね。
同じように、リスニングの力をつけるのであれば、聞こえてくる発音を真似して自分でも発声してみるということが効果的です。
自分で正しい発音ができるようになると、その音は正しく聞こえるようになります。
発音練習のためには、スマホなどに付いている音声入力機能を活用するのが良いでしょう。スマホの音声入力をフランス語にしてマイクのボタンを押し、フランス語の発声をすると、スマホはスマホが聞き取った通りの表現を入力してくれます。
ここに正しくフランス語が入力されれば、しっかりとその文章の発声できているということが確認できるので、是非試してみてください。
まとめ
リスニングの力は一朝一夕でつくものではありませんし、1週間頑張ったからといって、すぐに正しくフランス語を聞き取れるようになるというものでもありません。
極端な話、1日頑張れば結構な量の単語を覚えることができるのに比べると、リスニングの力は1日勉強しただけではあまり変わらないのです。
しかしリスニング力も、勉強した時間に比例して必ず向上します。
すぐに成果が出ないからといって諦めずに、コツコツと普段から積極的にフランス語耳にしていけば、リスニングの力は徐々に上がりますので、本記事で紹介したリスニングの勉強法も参考にして頂ければ幸いです。