※当ブログにはプロモーションを含みますが、記事内容は公平さを心がけています。
2020年3月頃より、新型コロナウイルスの感染拡大で休校となる学校が多くなり、通学をせずに済む、インターネットを介したオンライン授業が注目されるようになりました。
欧米では、学校に通えなくなった子どもたちのためにいち早くオンライン授業が取り入れられ、子どもたちはネット授業を自宅で受講して勉強するようになっています。
そんなニュースを目にしていると、『フランス語レッスンもオンライン授業でフランス語を勉強することができないのかな?』と疑問を持つ方もいることでしょう。
そこで、フランス語オンライン授業の最新情報について調べてみました。
この記事では、そもそも『オンライン授業とは何か?』、『どのようなメリット・デメリットがあるのか?』についてご紹介いたします。
相次ぐ休校で注目を浴びるようになった「オンライン授業」とは?
一般的に「授業」というと、生徒は教室に通い、先生から対面で教えてもらうスタイルをイメージするでしょう。
生徒はわからないことがあれば、すぐに先生に質問ができますし、先生側も生徒の反応を見ながら授業の内容やスピードを調整することができます。
私たちが子どもの頃から慣れ親しんでいるのは、この一般的な「授業」です。
それに対して、「オンライン授業」とは、どういうものでしょうか?
一言でいうと、インターネットを利用した遠隔授業のことです。
「オンライン授業」では、パソコンやタブレット機器、スマートフォンなどを用いてレッスンを受講するのですが、大きく分けて2つのタイプに分かれます。
2つのタイプのオンライン授業
オンライン授業には、大きく分けて「録画」型と「ライブ配信」型があります。
1つ目の「録画」型のオンライン授業は、オンデマンド型オンライン授業とも呼ばれています。
このオンデマンド型オンライン授業では、あらかじめ録画された授業の動画が、インターネットを介して生徒に配信されます。
日本でも、塾や予備校、企業の社員研修などでは以前からオンデマンド型授業の配信が積極的に行われており、e-Learningとも呼ばれています。
録画型オンライン授業の大きな特徴は、自分のペースで好きな時間に視聴でき、わからないところは繰り返し視聴できる点です。
もう1つは、「ライブ配信」型、つまりリアルタイム型オンライン授業です。
ライブ配信型は、SkypeやWeb会議室システムなどを活用し、生放送でのリアルタイム授業が行われます。
画面越しではありますが、実際の授業のようにお互いの顔をビデオカメラで撮影しながら、双方向のコミュニケーションができる、という点が主な特徴です。
オンライン授業のメリットとは?
オンライン授業のメリット1:時間とコストの節約になる!
オンライン授業では、教室は必要ありません。
インターネット環境と授業を受けるパソコンやタブレットなどの電子機器さえあれば、いつでもどこでも「自分だけの教室」になります。
自宅で自分の都合の良い時間を見つけて、授業を受けられるので、手軽に始めることができるでしょう。
さらに、教室に通うための時間や交通費も節約することができます。
オンライン授業を行う側としても、教室を維持するための費用を節約できますので、比較的手頃な価格で、授業を提供してくれる場合が多いようです。
語学学習は、継続が大事です。
レッスンを受講する費用を安く抑えることができるオンライン授業は、それだけ言語学習を長く続ける助けになると言えるでしょう。
オンライン授業のメリット2:住んでいる場所を問わず、一流の教育を受けられる!
オンライン授業の場合、自分が住んでいる場所が教育の妨げにならないというのは、大きなメリットと言えます。
通学タイプの勉強の仕方では、何かを勉強するために学校に通いたいと思ても、学校の所在地が遠くて諦めざる負えない経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
特に地方に住んでいると、なかなか希望する授業が受けれず、教育の機会に恵まれていないと感じることがあります。
一方、オンライン授業には場所による制約が無いため、そのような問題が生じません。
自宅に居ながらにして、世界中のオンライン授業の中から、気に入った一流の教育を受けることができるのです。
オンライン授業のメリット3:災害時、緊急時にも学習が続けられる
2020年の新型コロナウイルス蔓延の際、学校教育の質を維持するのに大きな一役を買ったのがオンライン授業です。
学校に通学できない状況でも、「オンライン授業」によって学習を続けられるというのは大きなメリットです。
新型コロナウィルスの感染症拡大対策として「3密」を避けることや、「ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離の保持)」を実施することが提唱され、自宅に留まることなどが方針として示されましたが、オンライン授業であれば、心配することなく、レッスンを受講できます。
オンライン授業のデメリットとは?
オンライン授業のデメリット1:電子機器や通信環境の整備が必要
オンライン授業を快適に受けるためには、ストレスなく通信できるインターネット環境と、動画をサクサク動かすことができるパソコンやタブレットなどの機器が必要になります。
高速回線のインターネット環境を整えたり、動画配信に適した電子機器を揃えたりするためには、ある程度の初期投資が必要になります。
インターネットの通信回線が遅かったり、電子デバイスのスペックが低いと、オンライン授業の「音が聞こえない」「音や映像が途切れる」「画面がフリーズする/b>」といった通信や機器のトラブルが発生することがあります。
こうしたトラブルが何度もあると、イライラして学習意欲が下がってしまいかねません。
オンライン授業できちんと勉強に意識を集中させるためには、それなりのインターネットや電子機器を揃えるのがおすすめです。
今のネット回線に不満があったり、これまでスマホのネットしかなくて新たにインターネット回線を契約するのであれば、最大83,000円のキャッシュバックがもらえるNURO光がおすすめです。
オンライン授業のデメリット2:雰囲気やニュアンスが伝わりにくい
ライブ型のオンライン授業であっても、画面越しではなかなかお互いの表情や身振り、反応などがダイレクトに伝わりにくく、生のFace To Faceに比べると臨場感が損なわれるのがデメリットの1つと言えます。
特に録画型オンライン授業の場合は、一方的にレッスンを受けることになるので、さらに雰囲気をつかみにくくなる恐れがありますし、うたた寝しても先生に注意されることがないので、集中していないと勉強の質が低下しがちです。
そのため、オンライン授業では、予習や復習をしっかり行い、能動的にレッスンを受けることが大切になります。
まとめ
この記事ではコロナウィルスによる休校に伴い、一気に注目を浴びるようになった「オンライン授業」の特徴やメリット・デメリットについてご紹介しました。
インターネット環境とパソコンやタブレットなどのデバイスさえあれば、いつでもどこでもレベルの高いレッスンを受けることができるのが、「オンライン授業」の魅力です。
この機会にフランス語の勉強もオンラインで始めてみるのはいかがでしょうか?
慶應義塾大学文学部出身|英語教師・日本語教師
趣味は旅行とカフェでゆっくり過ごすこと。
座右の銘は「どの雲にも銀の裏地がついている」。
どんなに辛い状況でも、その先には明るい光が待っていると思うと「もう一歩先に進もう」と思えます。
フランス語を勉強し始めたきっかけについては、詳しいプロフィールでご紹介しています。