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「全くのゼロからフランス語を学びたい!」
そんな時、どんな単語帳を選べばよいのでしょうか?
初心者用のフランス語教材はたくさん出版されているので、どれがいいのか悩んでしまうことがあります。
この記事では、そんなフランス語初心者におすすめの単語帳について、最新情報をお届けします。
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フランス語初心者向け単語帳はこの5選から選べば間違いなし!?
数ある単語帳の中から、初心者用のフランス語単語帳としてオススメの厳選5冊をご紹介しますね。
『ゼロからスタート フランス語単語BASIC1400』
『ゼロからスタート フランス語単語BASIC1400』は、フランス語の基礎になる1,400語を生活でよく使う例文と共に覚えられる単語帳です。
この単語帳の特徴は、第1章、第2章で基本動詞や前置詞などの意味や用法についての詳しい解説がついているところです。
フランス語教育で有名なアテネ・フランセが実践する言語学習法に基づいていますので、フランス語のしくみや語彙の背景などをしっかり学びたい方におすすめの一冊です。
『1か月で復習するフランス語基本500単語』
『1か月で復習するフランス語基本500単語』は、フランス語の学習を進めるのに必須の重要語彙500語に厳選した単語帳です。
ちなみに、「基本500単語」と記載されていますが、実際に掲載されている単語数は504語です。
左側のページに単語と意味、右側のページに例文が書かれているシンプルな作りになっています。
付属のCDには、単語と例文がフランス語で収録されていますので、正しい発音をしっかり確認することができます。
この単語帳の特徴は、題名のとおり一か月で学習できるよう学習計画表がついているところです。
全くの初心者がフランス語の勉強を始めるときに役立つ一冊です。
『仏検4級・5級対応 クラウンフランス語単語 入門』
『仏検4級・5級対応 クラウンフランス語単語 入門』は、クラウンシリーズの入門者用単語帳で、基本単語1,500語が収められています。
クラウン辞書で有名な三省堂が発行している単語帳です。
タイトルの通り、この一冊で仏検5級・4級合格に必要な単語をカバーできます。
重要な語彙はイラスト付きで解説されていて、イメージが掴みやすいのが嬉しいポイント。
著者はNHKラジオフランス語講座の講師、ヴェスィエール・ジョルジュ先生です。
そして、この単語帳の大きな特徴は、専用アプリがあることです。
男性名詞は男性の声、女性名詞は女性の声で録音されていて、日本人学習者にとって最初の難関ともいえる、名詞の性を感覚的に学習できるよう工夫がされています。
『キクタンフランス語入門編-仏検5級』
『キクタンフランス語入門編-仏検5級』は、英語でもおなじみのアルクの「キクタン」シリーズにおけるフランス語版です。
「一日たった8語」を9週間学ぶという無理のないスケジュールで、仏検5級合格に必要とされる単語512語をマスターできるようになっています。
付属のCDには、フランス語と日本がリズムに乗って交互に流れてくるようになっていますので、耳から楽しくフランス語を覚えることができます。
単語についている例文は、格言や小説などからの引用が多く、難しいという意見もありますが、格調高いフランス語を覚えたいという方にはおすすめです。
『フラ語ボキャブラ、単語王とはおこがましい! <改訂版>』
『フラ語ボキャブラ、単語王とはおこがましい! <改訂版>』は、単語と例文が並ぶ従来の単語帳とは異なり、楽しい語り口調で単語を紹介していく「読む」タイプの単語集です。
『フラ語入門、わかりやすいにもホドがある!』で有名な清岡智比古先生の「フラ語シリーズ」単語バージョンです。
掲載単語は1,511語。
日常生活で使える、楽しい例文がたくさんついています。
CDには単語と例文が、日本語→フランス語の順で収録されていますので、耳から聞いて覚えるのに役立ちそうです。
一般的な単語帳が苦手という方、「フラ語シリーズ」が好きという方におすすめです。
全くのゼロからフランス語を学ぶ人におすすめの単語帳とは?
上記でご紹介した5冊の単語帳は、それぞれの特徴やおすすめポイントが異なります。
学習の目的や好きな学習スタイルによって、お好きなものを手に取っていただければよいと思います。
どれもイチオシの5冊ですが、この中で私が全くのゼロからフランス語を学ぶ人に、特におすすめの単語帳を「1冊だけ」選ぶとしたら、『一か月で復習する フランス語基本の500単語』です!
『一か月で復習する フランス語基本の500単語』を一番おすすめする3つの理由
ゼロからフランス語を学ぼうとする方に『一か月で復習する フランス語基本の500単語』を一番おすすめするのには3つの理由があります。
それぞれの理由について、詳しくご紹介しましょう。
最初の単語がホントに入門者向け
おすすめポイントの1つ目は、「本当にゼロから始める人に必要な単語から始まっていること」です。
語学学習を始める人は「まず単語から」と単語帳を買うことが多いですが、一般的な単語帳の場合、意味も発音もわからない単語がたくさん並んでいるのに圧倒されてしまい、挫折してしまいしがちです。
その点、この単語帳はje(私)やtu(きみ)、nous(私たち)といった超初歩的な単語から始まりますので、本当にゼロからフランス語を学ぼうとする超入門者でも、良いスタートが切れます。
必要最低限の単語に厳選されている
おすすめポイントの2つ目は、「絶対に必要な500単語に絞られていること」です。
単語帳を買う時には、掲載されている単語数が多いほどお得に感じるかもしれません。
しかし、挫折せずに最後まで一冊をやりきるためには、単語数は少ないほうがいいでしょう。
一冊やりきることで達成感も得られます!
フランス語入門者向けに優しい工夫がされている
おすすめポイントの3つ目は、「全くのゼロから始める人に優しい工夫がたくさんあること」です。
単語帳の中には、例文がなかったり、例文に使われている単語が難しすぎたりするものもありますが、本書の例文では、そのほとんどが本の中で紹介されている単語を使って作られています。
また、単語にも例文にもカタカナのルビがふられています。
初心者は特に発音の仕方がわからないまま、あるいは自分流に読みながら勉強を進めてしまうことだけは避けたいものです。
カタカナのルビを助けに付属のCDをしっかり聞いて練習すれば、フランス語の発音をしっかり覚えることができるでしょう。
学習予定表や学習進行チェック欄も付いていますので、計画を立てて取り組めば約1か月で一冊をやりきることができます。
まとめ
この記事では、全くのゼロからフランス語を学ぶ人におすすめの単語帳をご紹介いたしました。
初心者用の単語帳は何冊かありますので、自分の学習スタイルや目標に合わせてぴったりの単語帳を選ぶことが可能です。
全くのゼロからフランス語を学ぶ場合は、一冊丸ごとやりきるのに役立つ工夫が満載の『一か月で復習する フランス語基本の500単語』をぜひ手に取ってみてください!
慶應義塾大学文学部出身|英語教師・日本語教師
趣味は旅行とカフェでゆっくり過ごすこと。
座右の銘は「どの雲にも銀の裏地がついている」。
どんなに辛い状況でも、その先には明るい光が待っていると思うと「もう一歩先に進もう」と思えます。
フランス語を勉強し始めたきっかけについては、詳しいプロフィールでご紹介しています。