※当ブログにはプロモーションを含みますが、記事内容は公平さを心がけています。
フランス語学習を独学ではじめたもののなかなかモチベーションを維持できないという悩みをお持ちの方はおられませんか?
外国語の独学は、孤独になってしまいがちなので、モチベーションアップの方法をいくつか持っておくことは大切です。
この記事では、いつも身近にある手帳を活用して、フランス語を楽しく勉強するアイデアをご紹介したいと思います。
※当ブログにはプロモーションを含みますが、記事内容は公平さを心がけています。
フランス語学習の独学に手帳が役立つ理由
皆さんは手帳を使っておられるでしょうか?
最近はスマートフォンで自分の予定を管理されるという方が多いかもしれません。
その一方で、「やはり手帳はアナログ派」あるいは「デジタル、アナログ両方使う」という方もおられるのではないでしょうか?
2016年の調査ですが、「スケジュール管理をしている人の割合として、手帳・カレンダーなどのアナログのみを利用している人が46.3%、スマホやPCなどデジタルのみを利用している人は18.5%」という報告もあるようです。(出典:ITmediaビジネスオンライン 紙の手帳が相変わらず、売れているその理由は?)
紙の手帳を使っている人が意外に多いようです。
私の場合は、完全に「アナログ手帳派」です。
「アナログ手帳派」の方は共感してくださるかもしれませんが、私にとって、手帳は単なるスケジュール管理の道具ではありません。
毎日開いては、予定を確認したり、新しいスケジュールを書き込んだりしていくうちに、手帳に愛着がわいてくるのは不思議なものです。
手帳はちょうど私の生活のサポートをしてくれる相棒、パートナーのようなものです。
いつも身近にあり、毎日開くという手帳の特性をフランス語学習の独学に生かすのはいかがでしょうか?
フランス語学習の独学に手帳を活用する方法
手帳の使い方は人それぞれです。
大抵の方は、これからの仕事やプライベートの予定を手帳に書いておられるでしょう。
仕事やプライベートの予定をフランス語で書くことができたら、素敵だと思いませんか?
次の週に友人とお茶を飲みに行く約束をしたとします。
「カフェ、3時に」とする代わりに、«café, à 3 heures»と書き込んだら、友人との約束が急に待ち遠しくなるかもしれません。
最近、今日あった出来事を書く「プチ日記」や「ライフログ」として手帳を使っているという方も増えています。
ほんの一言、今日の感想をフランス語で書いてみましょう。
難しいことを書く必要はありません。
たとえば、友人とカフェで楽しい時間を過ごした日に、«bonne journée.»「いい1日!」と書き込んでみるのはいかがでしょうか?
«jour très heureux»「とても幸せな日」と書いてもいいですね。
楽しかった今日の出来事をフランス語で書けたら、友人と過ごした時間が素敵な思い出になって残りそうです。
もちろん、毎日楽しいことばかりではありません。
時には、仕事で失敗したり、友だちとケンカしたりしてしまうこともあります。
そんな時は、«Je veux pleurer.»「泣きたい」と書き込んでみましょう。
«Demain sera meilleur.»「明日はきっといい日」と付け加えてみるのもよいでしょう。
失敗や嫌なことがあっても、少し明るい気持ちに戻れるかもしれません。
スケジュール管理やTo do リスト管理、1日の感想といった手帳に普段書き込んでいることをただフランス語に書き換えてみるだけで、自然にフランス語を学習できます。
フランス語学習を独学している方も、これなら楽しく続けられそうだと思いませんか?
『フランス語で手帳をつけてみる』
「フランス語で手帳をつけてみたいけれど、まだそんなに語彙力がない」「自分の気持ちを表すぴったりのフランス語を知らない」「辞書をひいて調べてみたけれど、なかなか大変だ」という方に、おすすめの一冊をご紹介いたします。
『フランス語で手帳をつけてみる』(高橋美佐著)という素敵な書籍です。
前書きに書かれていますが、この本は、『英語で手帳をつけてみる』(石原真弓著)のフランス語版です。
言語学習には根気と継続が欠かせません。
毎日の生活に新しい言語を自然に取り入れるための1つの言語学習法とも言えるでしょう。
『フランス語で手帳をつけてみる』の構成
本書は3つの章で構成されています。
第1章は、仕事やプライベートの予定をフランス語で書いてみるときに役立つ語彙を様々なジャンルで紹介しています。
単にスケジュール管理に役立つ用語だけではなく、「その日の体調」や「スーパでのお買い物リスト」「料理の名前」といった多彩なボキャブラリーが含まれていますので、楽しく語彙力をつけることができます。
第2章は、「学習ツールとして楽しく活用しよう」となっています。
その日の自分の気分や身の回りの出来事を表現できる一言が紹介されています。
幾つかフレーズをご紹介します。
ラッキー! chanceuse!(女性の場合)
こんなにうまく行くなんてちょっとコワイ ça marche mystérieusement trop bien
ヤな日だった c’était un mauvais jour
出典:『フランス語で手帳をつけてみる』高橋美佐
他にも、お買物リストのメモに役立つ単語表など、手帳によく書くことがある語彙が紹介されているので、日常生活の単語を日常生活の中で学習していくのにとても役に立ちます。
第3章は、テクニック応用編です。
手帳だけでなく、伝言メモやふせんにかけるちょっとしたフランス語を紹介しています。
フランス語で手帳をつけてみたいという方はぜひ一度目を通してみてください。
まとめ
この記事では、フランス語学習の独学に手帳を活用するという方法をご紹介しました。
自分の好きなことは楽しく続けることができるものです。
「手帳をつけることが大好き」という方には、特におすすめの方法なので、ぜひ試してみてください。
慶應義塾大学文学部出身|英語教師・日本語教師
趣味は旅行とカフェでゆっくり過ごすこと。
座右の銘は「どの雲にも銀の裏地がついている」。
どんなに辛い状況でも、その先には明るい光が待っていると思うと「もう一歩先に進もう」と思えます。
フランス語を勉強し始めたきっかけについては、詳しいプロフィールでご紹介しています。