※当ブログにはプロモーションを含みますが、記事内容は公平さを心がけています。
大好きなはずのフランス語学習が、突然苦痛になってしまったという経験はありませんか?
私は、フランス語を学習する中で、何度もスランプに陥ったことがあります。
この記事では、そんな私の経験を含めつつ、スランプから脱出するヒントをご紹介いたします。
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フランス語学習をしていてスランプに陥った時の話
一生懸命がんばってフランス語を勉強しているのに、頑張っても頑張っても、全然フランス語が頭に入っていかないと感じる時期がありました。
そういう時は、気持ちばかりが焦るものです。
「もしかしたら、今までの勉強法が間違っているのかもしれない」
そういった不安が心をよぎりました。
もちろん、勉強法そのものを変えることで、心機一転スランプから脱出できる場合もあるでしょう。
しかし私の場合は、勉強法を変えたり、新しい参考書を手に取ったりしてみても、なかなかスランプから抜け出すことができませんでした。
色々工夫を講じても、テキストを開いたり、フランス語を聴いたりするのが苦痛に感じてきてしまいました。
一旦フランス語学習をお休みする
行き詰った私は、思い切って、しばらくフランス語学習をやめてみることにしました。
苦痛を感じながら、テキストを開いても意味がないと思ったからです。
そして、フランス語を学習していた時間を、全く違う別の科目の勉強に当てたり、好きな本を読んだりすることに使いました。
再びフランス語の世界に触れる
フランス語の勉強から離れてしばらくたった時のことです。
ふと、書棚にあった本に目が留まりました。
『大人のための「星の王子さま」』(北杜夫監修、鳥取絹子著)という本です。
この本は、サン=テグジュペリの生い立ちや人生経験を交えながら、「星の王子さま」を通して作者が伝えたかったメッセージは何かということを解説しています。
「星の王子さま」の解説本というよりは、作者の伝記に近いかもしれません。
サン=テグジュペリの家族や友人の言葉、サン=テグジュペリ自身の手紙の引用といった興味深い情報が載せられています。
本の中には、ところどころに「星の王子さま」原文からの引用があります。
そうしてぱらぱらと本を読み進むうちに、ふつふつと『またフランス語を勉強したい!』という気持ちがわいてくるのを感じました。
フランス語学習でスランプに陥った時の提案
フランス語学習でスランプに陥った場合には、次のことを試すことをご提案します。
いつものフランス語学習のスタイルから少し離れてみる
好きなフランス語を完全にやめてしまうのは、とても残念なことです。
そこで、少し休憩するつもりで、しばらくフランス語の学習から離れてみるのはいかがでしょうか。
特に、机に座って問題集を解く、単語集を暗記するといったいつもの学習スタイルをやめてみるとよいでしょう。
いつも勉強していた時間を別のことに使ってみてもいいでしょう。
今までがんばって勉強してきた自分を認めて、ご褒美をあげましょう。
しばらくすると、きっとまたフランス語を勉強したいという気持ちが戻ってくるでしょう。
自分の好きなジャンルでフランス語の世界に接する
大学をフランス語で受験するなど、フランス語の勉強をやめることができない方は、自分の好きなジャンルのフランス語に接するのがお勧めの方法です。
机に座ってフランス語を無理に勉強していると煮詰まってしまいますが、趣味を通してフランス語の世界に接することで、また意欲を取り戻せるかもしれません。
例えば、お気に入りのフランス映画があれば、もう一度観てみるのはいかがでしょうか。
フランス映画『最強のふたり』をフランス語学習者にお勧めする理由
フランス語の音楽を聴いたり、フランス語圏の本を読んでみたりするのも良いでしょう。
私のように、『星の王子さま』が大好きという方には、お勧めのお出かけスポットがあります。
箱根にある「星の王子さまミュージアム」です。
こちらは、1999年にオープンした世界で初めての『星の王子さま』のミュージアムです。
このミュージアムでは、ヨーロピアン・ガーデンやローズ・ガーデン、フランスの街並み、フランスのお城などを楽しむことができるようになっています。
展示ホールでは、作者のサン=テグジュペリの生涯について知ることができます。
『星の王子さま』の世界観を存分に楽しめる素敵なミュージアムといえるでしょう。
『星の王子さま』が大好きな方はもちろん、まだ読んだことがないという方にもお勧めです。
フランス語学習のスランプも吹き飛ぶような楽しい体験になること間違いなしです。
まとめ
フランス語の学習を継続する中で、スランプに陥るのはよくあることです。
焦って勉強を続けたとしても、どんどんスランプから抜け出せなくなってしまいます。
そのような時には、思い切って、フランス語の勉強を少しお休みしてみましょう。
そして、勉強以外の形で、フランス語の世界を楽しんでみるのはいかがでしょうか。
きっと、フランス語学習を継続していく助けになることでしょう。
慶應義塾大学文学部出身|英語教師・日本語教師
趣味は旅行とカフェでゆっくり過ごすこと。
座右の銘は「どの雲にも銀の裏地がついている」。
どんなに辛い状況でも、その先には明るい光が待っていると思うと「もう一歩先に進もう」と思えます。
フランス語を勉強し始めたきっかけについては、詳しいプロフィールでご紹介しています。