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自由に時間やお金があるとしたら、どこにフランス語留学してみたいですか?
こんなテーマで、いろいろリサーチをしてみました。
この記事では、「フランス語留学するのに、スイスがお勧めなのはなぜ?」「スイスにはどんな都市があるの?」といった疑問の答えをご紹介いたします。
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私がフランス語留学したい国としてスイスを選んだ理由
こんにちは!アリスです。
フランス語留学したい国としてスイスを選んだ一番の理由は、「マルチリンガル国家である」ということです。
マルチリンガル国家とは、「複数の公用語が存在する国家」のことです。
スイスはその代表的な国で、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語という4つの公用語が定められています。
日本でいえば九州より少し大きいほどの面積の中に、4つの言語が共存しているそうです。
調べていて意外だったのは、スイスにはイタリア語圏も存在するということ!
イタリアとも国境を接しているので、ヨーロッパではきっと当たり前の事実なのでしょうが、恥ずかしながら今回リサーチして初めて知りました。
4つの公用語以外に、英語も通じる場所が多いようで、その多様性には驚かされます。
日本で育った私には、この国際色豊かな環境で学ぶことがとても魅力的に映りました。
2つ目の理由は、「治安が良いこと」です。
治安の良さと完全に対応しているわけではありませんが、世界平和度指数でもランキング上位に入っており、日本と同じくらい安全な国だと言えるでしょう。
安心してフランス語の学習に励める環境であることも、スイスをお勧めする理由の一つです。
スイスで留学可能な都市について
スイスの中で留学可能な主要6都市について調べてみました。
チューリッヒ(Zurich)
最大の都市チューリッヒは、スイス中央部にあります。
銀行や証券会社が集まる国際金融都市、近代都市でありながら、歴史ある建物が建ち並ぶ観光の街でもあります。
ドイツ語圏ではあるものの、学生都市として有名でフランス語を学べる学校も多数あります。
ジュネーヴ(Genève)
スイス西部に位置し、フランス語圏に属する都市です。
ジュネーヴには、国際連合欧州本部、世界保健機関(WHO)といった国際機関があり、国際会議の中心地と言われています。
様々な国際機関がこのジュネーヴに置かれていることからも、フランス語が世界で影響力のある言葉であることを実感します。
モントルー(Montreux)
スイス、ヴォー州にある都市で、レマン湖畔のリゾート地です。
温暖な気候のため、春から夏にかけて世界中からの観光客で賑わうそうです。
ローザンヌ(Lausanne)
モントルーと同じくヴォ―州にある、フランス語圏の都市です。
国際オリンピック委員会(IOC)の本部が置かれています。
また、ローザンヌ国際バレエコンクールが開かれていることでも有名です。
フリブール(Fribourg)
サリーヌ川に面した美しい古都、フリブール。
この都市の特徴は、街の真ん中にフランス語圏とドイツ語圏の境界線が通っていることです。
ゴシック様式の美しいサン・ニコラ大聖堂がランドマークになっています。
どこを切り取っても絵になる、と言われる美しい街並みで有名です。
ベルン
スイスの首都で、政治の中心地です。
ベルンはドイツ語圏に属しています。
街そのものが世界文化遺産に登録されており、中世にタイムスリップしたような気分を味わえます。
私がフランス語留学したい都市・ベスト3
どの都市も魅力的で、一つに絞り込むのがとても難しく感じましたが、その中でベスト3を挙げてみました。
第3位・ベルン
「街そのものがまるごと世界遺産」という点に惹かれました。
もちろんスイスはどの町も絵に描いたように美しいと言われていますが、造られた当時からほとんど変わらない姿で残されているベルンはその中でも特別です。
ドイツ語圏に属してはいますが、フランス語圏にも隣接しているため、スイスのマルチリンガル感を存分に楽しめるのではないでしょうか?
学校で学んだあとは、美しい街並みを散策したりカフェでお茶を楽しんだりして素敵な時を過ごせそうです。
上述の通りドイツ語圏ですのでベルンの街ではフランス語は通じません。
街の表記はドイツ語で、ドイツ語ができない方はお店などでは英語でコミュニケーションをとっているようです。
マルチリンガル感を味わうにはベルンは楽しい街ですが、スイスでフランス語を集中的に学ぶ方にはやはり、フランス語圏がおすすめです。
第2位・ジュネーヴ
フランス語圏に属するジュネーヴは、あらゆる国際機関や国際会議の中心地。
様々な国の人々が行き交う街でフランス語を学べたら素敵だなぁと思い、第2位としました!
ジュネーヴ大学では毎年フランス語の夏期講座が開かれるそうです。
スイス留学、日仏留学協会によると、1891年から開催されている歴史ある夏期講座で、毎年なんと1000名以上が世界各国から参加するそうです。
いろいろな国の友達とフランス語で話すという夢のような体験ができそうです。
第1位・ローザンヌ
ローザンヌの魅力は、レマン湖やアルプスの山といった大自然に囲まれているところです。
自然と街をバランスよく楽しみながら、フランス語の勉強に取り組めそうです。
また、ローザンヌは博物館や美術館がたくさん集まっている街でもあります。
中でも写真だけをテーマにしたミュージアムとしてはヨーロッパでは最も古いと言われる、「エリゼ写真美術館」にはぜひとも足を運んでみたいものです。
フランス語学習はもちろん、芸術も自然も楽しめるローザンヌで過ごす日々は人生の宝になるのではないでしょうか?
まとめ
この記事では「フランス語留学するなら、スイスのどの都市に行く?」というテーマで、スイスの都市をいくつかご紹介しました。
美しい街でゆったりとフランス語を学ぶことができるスイスへの留学を夢に、これからもフランス語学習をがんばっていきましょう!
なお、スイスは物価が高いので、「スイス」にこだわらない方は、スイスより物価の安いフランスでフランス語を学ぶ方が経済的ではあります。
フランスで語学留学するなら主要12都市の中からどこを選ぶ?2位はパリ!1位は?
慶應義塾大学文学部出身|英語教師・日本語教師
趣味は旅行とカフェでゆっくり過ごすこと。
座右の銘は「どの雲にも銀の裏地がついている」。
どんなに辛い状況でも、その先には明るい光が待っていると思うと「もう一歩先に進もう」と思えます。
フランス語を勉強し始めたきっかけについては、詳しいプロフィールでご紹介しています。