※当ブログにはプロモーションを含みますが、記事内容は公平さを心がけています。
アメリカのストリーミング配信サービスNetflixで配信されたコメディドラマシリーズ『エミリー、パリへ行く』。
主人公のエミリーは、社交的で活気にあふれる彼女のアメリカ文化の視点を持ち込みながら、フランスの文化や仕事のスタイルに適応しようと懸命に努力します。
美しいパリの街で新しい友人を作りながら、恋愛やキャリアの機会を追求していき、シーズン1第4話では、ついにシルヴィーにも仕事ぶりを認められ、ガブリエルとの関係も後押しされたエミリー。
そんなエミリーは、意を決してガブリエルにキスするのですが……!
なんとガブリエルには実は彼女がいて、その彼女はなんと仲良くなったばかりのカミーユだったのです。(涙!)
Netflixドラマ『エミリー、パリに行く』シーズン1第4話「ただのキス」のあらすじとネタバレ
この記事では、『エミリー、パリへ行く』シーズン1第5話「偽りの友(Faux Amis)」のあらすじ・ネタバレと、間違えると間違いなく恥ずかしい思いをする、似て非なるフランス語単語をご紹介します。
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『エミリー、パリへ行く』シーズン1第5話「偽りの友(Faux Amis)」のあらすじとネタバレ
高級寝具メーカーのヘステンス(Hästens)のキャンペーンを担当することになったエミリーは、「インスタ映えする場所にベッドを置き、寝心地を体験した人にSNSで拡散してもらう」という案を思いつくが、ベッドの設置場所に悩んでいた。
一方でエミリーのインスタグラムのフォロワー数は2万人を超え、化粧品会社のデュレ・コスメ(Durée Cosmetics)にインフルエンサーとしてランチ会に招待された。
しかしエミリーが勤めているサヴォワール(Savoir)とデュレ・コスメには、訳あって契約を解消しているという過去が……
インスタにデュレ・コスメの商品を宣伝する投稿をしたことがシルヴィーに知られ、アカウントを削除するように言われるが、エミリーが投稿したダリダ広場(Place Dalida)にベッドを置きたいとヘステンスの社長から連絡があり、アカウントの削除は免れることに。
ガブリエルへの気持ちを諦めきれないエミリーだが、何も知らないカミーユへの罪悪感と彼女の優しさに友情を取ることを決意する。
ガブリエルと「キスのことは忘れてただの隣人に戻ろう」と約束したものの、ガブリエルもエミリーのことが気になっていたと打ち明けられ…
“Faux Amis”に注意!間違えると恥ずかしい似ている単語たち
第5話の始め、エミリーがカフェで注文をする際にこんなことを言います。
Um, J’aime le café, les fruits, et un croissant avec le préservatif.
(コーヒーとフルーツ、あとクロワッサンとコンドームを。)
ビックリしてしまう人もいるかと思いますが、エミリーは英語で似ている単語の“Preserve”にあたるものを、フランス語で言いたかったようです。
“Preserve”は「保存する容器」、つまり持ち帰り用にクロワッサンを袋などに入れてもらいたかったのでしょう。
しかし、そのまま英語と似ているからと“Préservatif”(コンドーム)というフランス語の単語を使ってしまい、大恥をかいたというわけです。
このように、似たようなスペルやまったく同じスペルなのに意味が異なる単語のことを、第5話のタイトルにもなっている“Faux Amis”(偽りの友)と呼びます。
このドラマの中でミンディーが「“Crayon”はフランス語でクレヨンではなく鉛筆という意味だし、Médecinは薬じゃなくて医者だ」と紹介していていますが、その他にも英語とフランス語で同じ綴りであるにもかかわらず、異なる意味のものが色々あります。
“Pain”はフランス語で「パン」英語では「痛み」、“Figure”はフランス語で「顔」英語では「数字」とかですね。
私がフランス語を始めた頃に紛らわしいと思ったのは、“Librairie”(本屋)という単語です。
“Librairie”と聞くと、英語の“Library”を連想してしまいますが、“Library”は「図書館」で「本屋」は“Bookstore”だからです。
この他にもたくさんの“Faux Amis”があるので、エミリーのように恥をかかないように気をつけてくださいね!
インスタ映え間違いなし!一度は訪れたいパリの名所たち
シーズン1第5話では、エミリーのインスタ用に、パリの名所をまわり写真や動画を撮るシーンがあります。
パレ・ロワイヤル(Palais Royal)にサクレクール寺院(Sacre Coeur)、ムーランルージュ(Moulin Rouge)にエッフェル塔の回転木馬(Caroussel de la Tour Eiffel)、最後にヘステンスのベッドを置くことになるダリダ広場に通ずるアブルヴォワール通り(Rue de l’Abreuvoir)などなど。
パリの名所が次々と映し出されます。
この「エミリー、パリへ行く」のドラマには、ストーリーの面白さだけではなく、パリの名所をストーリーとともに紹介してくれるという楽しみもあります。
その他にも、カミーユが連れ出してくれたパサージュ・ジュフロワ(Passage Jouffroy)やアトリエ・デ・リュミエール(L’Atelier Des Lumières)(現在閉館中)なども息を飲む美しさですので、ぜひ注目して観てみてくださいね。
まとめ
『エミリー、パリへ行く』シーズン1第5話のあらすじとネタバレを紹介しました。
何も知らずにエミリーに優しくしてくれるカミーユと、ガブリエルへの想いが断ち切れないエミリーに、終始モヤモヤしてしまうストーリーでした。
更にガブリエルからも、実はガブリエルもエミリーのことが気になっていたことを打ち明けられ、それに対して返事をしないエミリー。
友情をとるのか、恋愛をとるのか本当に“Faux Amis”となってしまうのか…
次回もお楽しみに!
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フランス文学部出身|DELF B2、仏検準一級
仏検準1級にはフランス語を勉強し始めて2年で合格。
大学卒業後はワイン商社でフランス産ワインを担当。
嫌なことは寝て忘れるオプティミスト。
好きなことや将来の夢などについては、詳しいプロフィールでご紹介しています。