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パリの魅力に溢れるNetflixドラマ『エミリー、パリへ行く』。
これまでのエピソードで彼女はフランスの文化や仕事に慣れ、自己成長を遂げつつ、シーズン1第8話では、パリジェンヌのような肉食女子っぷりを発揮し始めたエミリー。
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シーズン1第9話では、主人公エミリーがキャリアと恋愛に大きな影響を与える大きな転機に立たされます。
なんと、エミリーにまたまた新たな恋の予感!
お相手はなんと、第7話に登場したあの人。
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エミリーの恋心はガブリエルに傾くのでしょうか。
それとも新しい恋にでしょうか!?
この記事では『エミリー、パリに行く』シーズン1第9話のあらすじ・ネタバレと、口語フランス語の頻出単語 “merde” の意味と使い方についてご紹介します。
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シーズン1第9話「アメリカ友の会のオークション(An American Auction in Paris)」のあらすじとネタバレ
先日の旅行の件で、まだ怒りがおさまらないシルヴィーは、アントワーヌからの電話やプレゼントを無視し続けていた。
一方でエミリーは、「ルーブル・アメリカ友の会」のジュディス・ロバートソン(Judith Robertson)から連絡が。
彼女が主催するオークションに、ピエール・カドーのドレスを寄付してもらいたいと相談されるのです。
ピエールの甥であるマチュー・カドーに話をすると、エミリーに気があるマチューはもちろん快諾。
2人の関係をカミーユが誤解してしまうほど、マチューはエミリーへ甘い視線を送り、猛アピールを始める。
しかし相手は多くのセレブと浮名を流したお金持ちのイケメン……
エミリーは警戒しつつも、彼をググってしまうほど気になる存在に……
オークション当日、会場には“グレー・スペース(Grey Space)”という、予告なしでショーを行うことで話題のアメリカ人デザイナーも来ていた。
ピエールのドレスを着るはずだったモデルが来られなくなり、マチューの推薦で急遽エミリーがモデルを務めることに。
真っ白なドレスを身にまとった美しいエミリーが登場すると、次から次へと札が上がり、最終的に3万8000ユーロという高値でグレー・スペースが落札。
ピエールも大満足の結果となり「めでたしめでたし!」
……かと思いきや、グレー・スペースは突然エミリーが着ているドレスにグレーのペンキを噴射し始めた。
それを見たピエールは大号泣!
マチューは「売名行為だ」と憤慨する。
翌朝、ガブリエルから渡された新聞を見ると、ペンキまみれのドレスを着たエミリーの写真が一面を飾っていた。
シルヴィーには「もしピエールとの契約がなしになればクビだ」と宣告され、絶体絶命の大ピンチ。
この事態をどうにかしようと、エミリーは、グレー・スペースと一緒にピエールのロゴ入りのスウェットを製作することを思いつく。
ひどく落ち込んだピエールに、「グレー・スペースが、コラボレーションしてピエール・カドーを世界に広めたいと言っている」と話すが、ピエールは猛反対。
ピエールを元気づけることに失敗し、肩を落としたエミリーがピエールの部屋から出ると、そこで待っていたのはマチュー。
彼はエミリーを励ますように手を握り、キスをします……
エミリーも思わず言っちゃう! “merde!” ってどういう意味?
オークションにモデルが来られなくなったことを知ったエミリーは、思わず “merde!” と呟きます。
このシーン以外でもエミリーは、何度か “merde!” と言っていますが、この言葉、実はとても下品な言葉なのです。
字幕では「それは大変」とされていますが、英語でいう “Shit!” に当たる言葉なので、日本語に直訳すると「クソ!」となります。
“merde!” はどういうときにどうやって使うの?
“merde!” はとても汚い言葉ですが、とってもよく耳にする口語フランス語です。
本来の「糞!」という意味だけではなく、日本語で意訳すると「うわ!」「しまった!」「やばい!」などと同じような意味で使用されています。
またフランス人は、同じようなシチュエーションで、より下品な言葉も口にします。
“putain!” です。
この言葉は、直訳すると「娼婦・淫乱女」といった意味になります。
フランス語の“Putain”には良い意味もあるって本当!?“Merde”や“pute”との違いを例文付きで紹介
ちなみに、さらに上をいく “putain de merde!” なんていう最強のコラボ言葉も存在します。
でも、これらの言葉は本当にフランスでは日常的によく使われ、女性たちも平気で口にしています。
しかし、いくらネイティブが使っているからと言って、失礼に当たらないかと言えば勿論そうではありません。
より下品にならないような表現としては、“Mince!” や “Zut!” がありますので、こちらを使うほうが無難でしょう。
この2つも “merde!” や “putain!” と同じシチュエーションで使用される言葉ですが、下品にならない言葉なので安心して使えます。
例:
“Mince! J’ai oublié d’acheter du lait!”
(しまった!牛乳買うのを忘れた!)“Zut! J’ai loupé mon train!”
(やばい!電車に乗り遅れた!)
まとめ
『エミリー、パリへ行く』シーズン1第9話のあらすじとネタバレを紹介しました。
なんと、第7話での登場時にはノーマークだったマチュー・カドーが、新たな恋人候補になるなんて……
マチューとエミリーはうまくいくのでしょうか?
お金持ちでイケメンですが、恋の噂が絶えないのが気になるところです。
さて次回はついにシーズン1最終話。
ここまで散々振り回してくれたガブリエルとの関係と、新しく始まりそうなマチューとの恋はどのように決着がつくのでしょうか。
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フランス文学部出身|DELF B2、仏検準一級
仏検準1級にはフランス語を勉強し始めて2年で合格。
大学卒業後はワイン商社でフランス産ワインを担当。
嫌なことは寝て忘れるオプティミスト。
好きなことや将来の夢などについては、詳しいプロフィールでご紹介しています。