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「フランス語学習」と聞くと、どのようなイメージをもたれるでしょうか?
こんにちは!アリスです。
私が最初にもったイメージは「フランス語が話せたらおしゃれだな」「フランス映画を観て、意味がわかったら素敵だろうな」というような、憧れにも近いものでした。
フランス語の勉強をはじめるきっかけは人それぞれだと思います。
おそらく多いのは、大学の第二外国語でフランス語を学んでみようと考えている学生さんでしょうか。
あるいは、フランス映画が大好きという方もいらっしゃるかもしれません。
「今度のお休みにフランスに行ってみたい」と計画中の方もいらっしゃるでしょうか。
時間ができたから、何か新しいことをはじめようと、「フランス語学習」を思いたった方もおられるかもしれません。
では、フランス語を学ぶことにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
フランス語学習のメリットを3つ挙げてみたいと思います。
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フランス語を勉強すると世界が大きく広がる!
現在、世界の共通語として一番に頭に浮かぶのは「英語」です。
フランス語はどうでしょうか?
フランス語を母語とする人口自体は、実はそれほど多くありません。
2005年時点のフランス語を母語とする人口は約7,200万人で日本語の1億2500万人と比べても少ないのです。(出典:The Penguin FACTFINDER)
しかし、フランス語を(母語ではなく)公用語としている国は、地球上になんと29カ国もあります。
これは英語についで、堂々の2位となります。(参考:フランス語を公用語としている国の一覧 Wikipedia)
ヨーロッパでは、フランスに加えて、ベルギー、スイス、ルクセンブルク、モナコなどでフランス語が話されています。
カナダや西アフリカ諸国でもフランス語はよく使われていますし、「天国にいちばん近い島」と呼ばれ、観光地として日本人にも人気のあるニューカレドニアの公用語もフランス語です。
このように考えると、フランス語は意外に多くの国で通用する言語であることに気づきます。
旅先でちょっとしたフランス語が使えたら、素敵だと思いませんか?
きっと片言のフランス語でも、心が通い合うのを感じられるでしょう。
フランス語をもっと話せるようになったら、憧れの国に留学するという目標もいいですね。海外に行かなくても、日本でもフランス語圏からの旅行者に出会うチャンスが、ますます増えていくと考えられます。
特に2020年に東京オリンピックが開催されると日本への注目度は一気に高まり、フランコフォンとの出会いも多くなるでしょう。
オリンピックでは、フランス語が英語とともに公用語になっているので、フランス語は世界的に大きな力を持つ言語でもあります。世界で持つその影響力を生かせたら、思ってもいなかったようなビジネスチャンスをつかむことができるかもしれません。
このように、フランス語を勉強すると、英語圏とは異なる世界への扉が開くのがフランス語学習のメリットの1つです。
フランス語学習は、きっとあなたの世界を大きく広げてくれるでしょう。
フランス語を勉強すると一流の文化がもっと身近になる
フランスはあらゆる文化の発祥地、そして中心地でもあります。
数多くの優れた文学作品や絵画、音楽が生まれました。
皆さんも一度は、フランス発の作品に心を揺さぶられた経験があるのではないでしょうか。
ちなみに、私は、サン=テグジュペリの『星の王子さま』が大好きです。
子どものころに出会った本ですが、大人になった今でも、『星の王子さま』の中の言葉を思い出しては、自分を見つめなおすことがあります。
特に好きな言葉は次のフレーズです。
『それはね、ものごとはハートで見なくちゃいけない、っていうことなんだ。大切なことは、目に見えないからね。
(出典:『星の王子さま』サン=テグジュペリ)』
フランス文学以外では、フランス映画の持つ独特の雰囲気も素敵です。
他にもフランス料理に、ワイン、おいしいデザート…と、食の分野でもフランスは世界の最先端です。
華やかなファッションブランドの多くもフランス生まれです。
「フランス=おしゃれ」というイメージを持つ人が多いのは、このような文化の豊かさがあるからに違いないでしょう。
文化と言語は、互いに密接に関連し合っているといわれます。
フランス語学習を進めていくと、同時にフランス文化の本質に近づくこともできるのが、フランス語学習のメリットとして挙げられます。
フランス語を習得できると自分に自信が持てるようになる
フランス語というのは、本当に美しい言葉です。
音の響きに何とも言えない美しさがあります。
美容院やエステサロン、カフェや雑貨屋さんの名前がフランス語からとられることが多いのも、そんな美しい音の響きを店舗のイメージに取り入れたいからでしょう。
例えば、ローラがCMしている『épiler(エピレ)』という脱毛サロンがありますが、『エピレ』という響きには、なんだか可愛いイメージがありますよね。
「épiler(エピレ)」はフランス語の「毛を抜く」という意味の動詞です。
もしもエステサロンの店舗名が日本語のまま『毛を抜く』だとしたら、きっと『エピレ』を選ばない女性も多いのではないでしょうか?
フランス語であるだけで、オシャレでかわいいイメージになるので不思議です。
「そのようなおしゃれな言葉を自由に話せるとしたら」と考えてみるとワクワクしませんか?
フランス語を話せるだけで、「かっこいい!」「すてき~」「おしゃれ」となるわけです。
日本では英語を話せる人は結構多いですが、フランス語を話せる人はまだまだ少ないです。
仏検1級合格者の人数は毎年たったの60人~80人弱です。(出典:実用フランス語技能検定試験|出願者・合格者推移 - 財団法人フランス語教育振興協会)
英検1級合格者の人数は毎年約2,500人前後です(2013年以前のデータ|2014年以降詳細公表されていません)。
統計を見て分かる通り、フランス語学習者は希少価値があるといってもいいでしょう。
パッと目にした看板のフランス語の意味がわかる自分、フランス語のニュースを聞いて、「うん、うん」とうなずいている自分、フランス語圏の友人と冗談を言い合っている自分を想像してみましょう。
「自分に自信が持てる」ようになること間違いなしです。
まとめ
この記事では、フランス語を学習するメリットについてご紹介しまし。フランス語は、世界の多くの国で公用語として使われている汎用性の高い言語であり、何よりも音の響きがステキな言葉です。フランス語学習には、楽しいときもありますが、苦しいときもあるものです。
しかしその分、達成できた時のメリットも大きいです。
仏検1級の取得者は英検1級と比べると遥かに少なく、その希少性は抜群です。
フランス語の勉強を苦しいと思う時には、フランス語学習のメリットを考えると、「また頑張ろう!」という気持ちを取り戻せるのではないでしょうか。
この記事で紹介したメリット以外にも、多くのメリットがフランス語学習にあるでしょう。
自分なりの「フランス語学習のメリット」を考えて、それを紙に書いて貼っておくと、フランス語の勉強の励みになるのでお勧めです。
慶應義塾大学文学部出身|英語教師・日本語教師
趣味は旅行とカフェでゆっくり過ごすこと。
座右の銘は「どの雲にも銀の裏地がついている」。
どんなに辛い状況でも、その先には明るい光が待っていると思うと「もう一歩先に進もう」と思えます。
フランス語を勉強し始めたきっかけについては、詳しいプロフィールでご紹介しています。